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教員コラム

2025.03.11 - コミュニケーション学科  関内キャンパスの食フェアを発展的に継続的に

関内キャンパスには食堂がないため、学生の皆さんは外へ食べに行くか、学内で販売されている軽食を購入して食べる、もしくは、お弁当を持参して食している。そんな中、2年前からこのランチ問題を何とかできないか、ということでゼミ生たちが食フェアなるものを企画した。とは言え、右も左もまったく分からず何から取り組めば良いのかということになった。

そこで、地域連携や社会連携活動で積極的に取り組んでいる京都の各大学へそれぞれの取り組みを取材に行き、そこから得たヒントを元にして、この食フェアに取り組んでいこう、ということになった。その取材も今年で3年目となり、2泊3日のゼミ合宿から帰ってきたところである。食フェアを発展的、継続的に取り組んでいく班3つと新規に何か発案する班3つ、計6班が社会連携活動に取り組んでいる大学6校へアポ取りから始め、取材に行き各班から発表があった。

今年度の発表内容は、私自身が実務家出身ということもあり、そもそもこれくらいは理解し、それを念頭に置いて取り組んでいかないとつまずくよね、と懸念している事項を取材活動からほぼ100%網羅した内容で拾い上げていた。これにはかなり驚かされていて、これまでのゼミ合宿では得られていなかったビジネスの基本をしっかりと認識できていた。

さて、「発展的」と「継続的」という言葉を定義して、自分たちのコンセプト作りから着手することになるが、この3月はミーティングの予定を複数回入れており、忙しくなりそうである。次年度からの食フェアの取り組みと新規発案組の取り組み、どのような姿となっていくのであろうか。とにかく、最後までやり切ることを目指して、頑張ってもらいたい。