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教員コラム

2026.04.15 - コミュニケーション学科  食フェアの発展性

本学の関内キャンパスには学生食堂はない。そのため、学生の皆さんは近くのコンビニエンスストアへ買いにいくか、ファストフードショップ、キャンパス内の軽食販売コーナーで日替わり弁当やおにぎりを購入することになる。中には、お弁当を持参している学生も見かけられる。

そうした中、ゼミ生たちが毎年活動のヒントをキャッチアップするために京都ゼミ合宿(2泊3日)で各大学へ取材し、そこで得た情報から食フェアを開催することとなった。キャンパス開学から開始し、もう3年目に突入することとなった。この活動では、中区に店舗を構えている飲食店にその名物料理をワンコインで提供していただくという内容である。

2年生と3年生が中心になってこの活動を実施しているが、次を引き継ぐ2年生は協力店にもWin-Winの関係になってもらわないと継続できない、ということから協力店の広報をゼミナールのInstagramで発信しようということになった。しかしながら、ゼミのInstagramアカウントのフォロワー数はまだまだ少ない。そこで、フォロワー数をどのようにして増やしていくかというテーマをもって、京都ゼミ合宿に参加し各大学へアポイントメントを自らとり、計6班に分かれて取材活動に行ってきた。

そこで、ある大学の研究室にお邪魔した班では、担当されている教員のかたから、「本当にフォロワー数を増やすだけで良いでしょうか?」と、問いを投げかけられた。つまり、数を求めるだけに集中してしまうと大切なことを見失ってしまうのでは?ということだった。「購入する学生さんの心理を考えたことはありますか?」ということである。購入する側の気持ちを考えないと、本当の意味でのリピーターを増やすことは難しいですよ、ということだ。この言葉は、ゼミ生にとって盲点だったようで合宿2日目に取材活動をまとめて各班で発表することになるが、この点を十分に検討しようということになった。

そこで春学期の各学年のオリエンテーションで購入する側の学生さんたちはどのような思いをもって購入しているのか、逆に、購入していないのか、等の質問項目でアンケート調査を実施する運びとなっている。この結果について、現在整理しているが、2026年度はどのような発展的な活動へと歩みを進めていくのか、担当教員としても関心をもって、見守っている。他大学へ行き、学びの場を拡大するというある意味「越境学習」ということになるが、大学での学びは様々な可能性を秘めていることを毎年実感させられている。