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教員コラム

2016.07.09 - コミュニケーション学科  「様々な経験と出会いが学生を成長させる」

コミュニケーション学科がスタートして3ヶ月が経ちました。
1年生も少しずつ大学生活に慣れてきたようにみえます。

地元企業3社のご協力のもとに4月から取り組んできたPBLも、いよいよ最終発表会を迎えました。PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)は企業が現実に抱えている課題について、学生なりの視点で考え、解決策を提案する授業です。

企業から与えられた課題を理解するためには社会常識が求められます。課題の解決の過程では、これまで考えたことのないテーマについて多方面から考察しなければなりません。特に、消費者ではなく、企業の立場で考えることが、学生たちにとっては、とても難しかったようです。

さらに、同級生とはいえ、初めて知り合った学生同士5~6名でチームを組み、協力しながら、話し合い、資料を集め、ひとつの提案にまとめていく作業は、とても大変だったようです。うまく協力し合えたチームもあれば、非協力的なメンバーのいるチームもありました。

しかし、学生ならではの新鮮な発想もあり、堂々とした発表や、見やすい資料作成など、それぞれのチームが工夫をしていました。

本日は、学生の全チームの発表の後で、各社のご担当の方々から率直なコメントをいただきました。それらの言葉は、学生の胸にストレートに響いたようでした。この授業を通して学生ひとりひとりが様々な経験をしました。これらの経験は、今後の彼らの成長にとって、大きな糧となることでしょう。

教員コラム20160629

松下 倫子(コミュニケーション学科)