2018.01.09 - コミュニケーション学科 楠 勝範 「詩のボクシング」20周年記念大会を開催
1997年10月26日にわたしが始めた「詩のボクシング」が、2017年の10月で20年になるのを記念して10月28日に通常の大会としてではなく番外編として20周年記念大会を開催しました。
この記念大会では、出場者及び観客も募集開始からすぐに決まり、「詩のボクシング」への関心の高さは20年前と変わらずあるのだと感じられたのは嬉しかった。
出場者には20周年記念大会にふさわしく、高校の全校生徒で13年以上「詩のボクシング」に取り組んでくれている静岡県の御殿場西高校(普通科特進コース)の3年間連続チャンピオン、同じく広島県の呉三津田高校の2年間連続チャンピオン、そして10年以上取り組んでくれている神奈川県高等学校文化連盟の文芸専門部での「詩のボクシング」の本年度チャンピオンとなった神奈川県の麻生高等学校の生徒が出場。高校生の他には東京学芸大学、静岡文化芸術大学などの学生が出場してくれています。
また、「詩のボクシング」が始まってから1年後の1998年から小学校の授業で長年にわたり「詩のボクシング」に取り組んでくれている筑波大学附属小学校と聖徳学園小学校の2校による団体戦を行いました。
20周年記念大会は、個人戦及び団体戦とも若い声と言葉のパワーに満ちた大会でした。
加えてこの大会では、詩表現することに新たな方向性を見出す作品も募集。この作品の応募条件は、「詠み人知らず」、「作者不詳」の気持ちで書いた短い作品で表現形式は問わないとし、応募作品の中から選ばれた作品を大会当日にロボットのPepperに朗読させました。これは人工知能とロボットの時代に表現する言葉がどのように変化するのかを感じてもらう試みでした。
「詩のボクシング」20周年記念大会の詳細は下記Facebookでご覧ください。