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教員コラム

2014.10.02 - コミュニケーション学科  コミュニケーション学科の講義でYouTubeとTwitterを使う。

わたしは学生個々のコミュニケーション力を高めることを目的に映像作品を制作する講義を担当しています。履修学生は、100人ほどです。この講義では、映像作品の制作だけではなく、完成した作品を見せるためのメディアをどのように体験させるかの工夫も行っています。

作品の制作には、基本的には学生5人でグループを構成して取り組みます。このグループ制作では、ハードディクスタイプの小型ビデオカメラ、そして編集にはMacのiMovieのソフトを使います。

制作においては協調性と自主性を発揮して5人の仕事量が同じになっていればよいのですが、すべてのグループがそうはなっていないようです。約半数のグループは、中心となる2~3人に仕事量が偏ってしまっているのが実情です。

そこで今年はグループ制作に加え、個人で撮影・編集した映像をYouTubeにアップする課題を出しました。グループ発表は講義内でプロジェクターを使った上映を行いますが、個人発表はYouTubeで行うということです。

個人での撮影は、スマートフォンのカメラ機能を使い動画撮影をします。その編集には、スマートフォン上で映像編集用アプリ(「完璧なビデオ」や「iMovie」等)をダウンロードして使ってもらいます。そして、完成した作品をYouTubeにアップして課題は終了です。

ご存知のようにYouTubeの動画は、その情報量と迫力により会社や店舗の広告・宣伝、さまざまな表現活動のPR、また6秒間の一発ギャグ的映像のVineやNHKの投稿Do画といった面白動画のヒット件数の多いものはテレビ番組等に使われる等々、ビジネスチャンスを多く生み出してもいます。この全世界に発信できるメディアの一端を体験し、将来的に役に立つことがあればと考えています。

今年のテーマは、「わたしの横浜!」※以下は、その中の4例です。

また、11月29日(土)には横浜市中区にある映画館・ジャック&ベティを借りて「横浜短編映像作品上映会2014」を行います。学生の制作した作品の発表の場として実際の映画館を使います。この上映会では、学外の学生が制作した映像作品を募集しています。

そのためにこの上映会の存在を広く知ってもらう必要があり、Twitterを活用しています。とはいえ、フォロワーを増やすのは一筋縄では行きません。が、学生は苦心しながらも頑張っています。

下記URL「横浜短編映像作品上映会2014」をご覧ください。

https://twitter.com/kusunoki_KGU

作品制作撮影風景

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楠 勝範(コミュニケーション学科)