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教員コラム

2020.06.17 - 共生デザイン学科  新型コロナウイルス感染拡大時におけるコト(体験)のデザイン

関東学院に赴任して4年が経過しました。時が経つのは早いものです。この4月より人間共生学部の学部長を務めることになりました。これから2年の任期を精一杯努めたいと思います。
さて、新型コロナウイルス感染拡大で、皆さんは大変な思いをされているのではないでしょうか。関東学院もオンライン授業をはじめ、いつもとは違う状態になっています。大学の入学式も中止となり、代わりに学長、学部長が新入生へのメッセージ動画(注1)作り配信しました。その中で、私はある宿題を出しました。それは、

「あなたがもし関東学院大学の学長ならば、この状況下でどんな入学式またはイベントを行いますか」

という、まさにコト(体験)のデザイン(注2)の宿題です。先日、この回答を学部の必修科目である「人間共生論入門」の授業内で集めました。ほとんどの学生が、「コロナ禍において対面は無理」「入学式は4月に行わないとならない」という既成概念にとらわれ、オンラインで行う入学式の提案が多かったのですが、その中で私の心に響いたのは「時期をずらして対面で入学式を行う」というものでした。新入生にとっては、おそらく最後の入学式、やはり対面で行いたいという気持ちが強く感じられました。

授業ではすぐに、このアイディアに対する考えをアンケートでとりました。結果は、
・賛成で、もし実現したら参加したい (76%)
・賛成だが、参加するのは微妙 (22%)
・反対だが、もし実現したら参加したい (2%)
・反対で、実現しても参加しない(0%)
という概ねポジティブな反応が得られました。(ここまでは全てオンライン授業で行いました。オンラインの可能性を感じます)
同様なアイディアを提出した新入生は10名ほどいて、7月末に行われる対面授業内で表彰する予定です。アイディアが実現するといいですね。

学部長から新入生へのメッセージ動画(注1):


https://www.youtube.com/watch?v=OK-KGr-d40g&feature=youtu.be

(注2)コトのデザインの説明については、以前のコラムを参照してください。
教員コラム:「コト(体験)」をデザインする
http://kyousei.kanto-gakuin.ac.jp/column/sasa-makio/20160825-2702/