2015.10.14 現代コミュニケーション学科におけるゼミナール生の主体性を育てる実践教育
2015年9月26日に楠ゼミ(ゼミナール)3年生の後藤涼介、小川春菜両班長他班員8人(高知海、苧園顕、村上淳一、田中宏和、小林将大、秋山美桜、須田香織、花輪尭)が、戸塚区総合庁舎多目的ホールにて「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のメリットとデメリット」について説明した映像作品上映とSNSの現状と正しい使い方について意見交換をする場を作り出す活動を行いました。
この活動は、3年ゼミ生への課題「自分たちが制作した映像作品を上映できる場を考え、上映するための交渉を行い、一人でも多くの地域の人とコミュニケーションを実践する」に取組んだものです。
なお、このゼミ生の主体性を育てる課題への取組みは、「①担当教員は一切口出ししない」、「②ゼミ生自らが考え、責任を持って活動を成し遂げる」ことを条件としています。
[活動発表の日時と場所]
9月26日(土)
17:30~20:00
戸塚区総合庁舎
多目的スペース(中)
主旨:戸塚少年補導員及び戸塚少年補導員連絡会会員にSNSのメリットとデメリットについて若者の視点による説明と意見交換。
協力は戸塚警察署生活安全課、発表の対象者は戸塚少年補導員と戸塚少年補導員連絡会会員の方です。
[活動発表の進行]
ゼミ生制作の映像作品(内容:SNS(主にtwitter、Line、Facebook)のメリットとデメリットを分かりやく説明)の上映。上映後、ゼミ生作成のパンフレット「SNSメリット&デメリット」(SNSの歴史、現在の普及度、さらにメリットとデメリットをより詳しく説明)を配布。配布したパンフレットに従いゼミ生2人がリレー式で説明。説明中、他のゼミ生は参加者が声を掛けやすいように会場内に配置され、参加者からの質問に個別対応するといった方法で行われた。
参加者からは、「非常に分かりやすかった」、「ニュース等ではデメリットの面が強調されているが、今回はメリットの面も説明してもらってなるほど思った」などの感想、また「小学校や中学校に来てもらって、SNSの使い方について説明してもらいたい」との依頼、さらには神奈川県会議員(関東学院大学卒)の方から「映像を使ったコミュニケーション教育に関心があり、現代コミュニケーション学科の映像関係の講義を視察させてもらいたい」との申し出がありました。
ゼミ生たちは、「実際に学外に出て活動する中で、地域の人たちにコミュニケーションすることの意義と必要性を教えてもらえた」と今回の活動を振り返っていました。
以上、現代コミュニケーション学科におけるゼミナール生の主体性を育てる実践教育の一例として紹介させていただきます。
楠ゼミナール(コミュニケーション学科)