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教員コラム

2021.09.07 - コミュニケーション学科  コロナ禍の今、郷土を起点に世界を学ぶ-中国語を通してSDGsを学ぶ

本年7月19日、元気いっぱいな横浜市立東高等学校の皆さんと『中国語で学ぶSDGs』の教材を活用し、2「飢餓をゼロに」と13「気候変動に具体的な対策を」をテーマに学びました。今回は、SDGsに関する日本・中国の企業や大学の取り組みを紹介しました。“できないこと”より“できること”に目を向けられるように、SDGs関連図書(立石司書提供)を参考に、私にできること・SDGsクイズ・未来へのメッセージ等を書き込みながら『SDGs新聞』を作成し、グループ毎に発表しました。真剣に学ぶ姿、堂々と自分の考えを述べる輝く姿に、頼もしい未来を感じました。また本学科の中国語履修生による「中国語スキット」では中国語の発音を教えたり、新聞作成では話し合ったりしました。このような“能動的学び”によって、価値観の多様化する現代社会において必要な、他者と力を合わせる資質も育まれるのではないかと思います。

生徒さんからは「普段、このような機会に触れ合うことができないのでとても新鮮でした。“できること”の積み重ねが国際的課題も解決できることを学びました」「スキットとても面白かった。皆さんがフレンドリーで楽しい時間を過ごせました。学んだ中国語が生かせるように頑張ります」「中国語を通しSDGsを学んだことで、今までの学習とは全く違った見方ができ嬉しかった」「SDGsの目標達成に向けた生き方が出来るように頑張りたい」等の感想も寄せられました。

コロナ禍の今、今回の授業は私の再度頑張るモチベーションにもなりました。

心から感謝申し上げます。