2021.06.08 - 共生デザイン学科 佐々 牧雄 学生「川柳」
本年度に入って、授業時間が90分から100分となりました。
100分授業になることで、今まで学期15回だった授業が14回になり、
学生や教員の授業外の活動の時間を確保し活動の幅を広げることに一つは狙いがあるようです。
しかし流石に教員も学生も100分間の間、集中するのは困難です。
私は授業の丁度真ん中あたりで、4、5分程度ブレイクを入れその時に学生の頭を
リフレッシュするようなことを行っています。
ブレイクを入れることで、私も学生も100分授業に集中できるようになりました。
最近サラリーマン川柳が発表されたことを受け、学生川柳をブレイクセッションの課題としたところ、
興味深いものが学生から提出されました。
私の独断で一席から三席を決め、それを紹介したいと思います。
(一席)ズーム(zoom)越し 可愛く見えて 角度詐欺 (ピーチ♡)
(二席)オンライン 僕のキャンパス ベット上(じょう) (寝坊助)
(三席)オンライン 誰から聞こえる 親の声 (しろくま)
何か特定テーマを与えたわけではないのですがオンライン授業での悲嬉こもごもの描写が多かったです。
一席は、女子学生らしい画面に映る姿を気にする句、二席はまさに画面オフならば、どんなスタイルでも授業を履修できる様を表現。
三席は、オンライン授業で音声ミュートを忘れた学生の生活音(親の声)が入ったという状況でしょう。
笑えます。
ここで、私も学生に負けじと川柳を作りました。
・オンライン 講師の背景 見栄をはる
・老教授 対面授業は 命がけ
川柳を通しコロナ禍における学生の苦労を感じとることができます。
これからどれほどこの状況が続くか分かりませんが、学生と共に乗り越えていきたいと思います。
佐々ゼミナール・ホームページ:http://33lab.com
(写真の川柳は学生の許可のもと掲載しています)