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教員コラム

2020.02.27 - 共生デザイン学科  株式会社三陽機械製作所との「金属加工による商品のデザイン・企画コンペティション」

本学科における社会連携の取り組みとして、昨年から行っている金属加工製造業を生業とする株式会社三陽機械製作所(東京 大田区)との「金属加工による商品のデザイン・企画コンペティション」を今年度も行い、淡野ゼミナールでは昨年に引き続き参加をしました。

 

三陽機械製作所は、下町ボブスレーの部品を作ったことで注目を集めた企業で、極めて高度な技術力を持っていますが、こうした技術をオリジナリティ溢れる商品として開発できないか、ということから始まったコンペティションです。

 

昨年は本ゼミナールの学生(当時2年生)が最優秀賞を頂戴し、また大田区による「大田のお土産100選」の奨励賞を受賞しました(https://www.pio-ota.jp/miyage/2019-item-04.html)。

 

今年度は「日用品」「幼児教育アイテム(知育パズルなど)」「キッチンウエア」の中からテーマを選択、主に金属を使用し当該企業の加工マシンで制作可能な商品をデザインする、として募りました。

 

今回は淡野ゼミナールと佐々ゼミナールが中心となって応募、淡野ゼミナールは今年度も最優秀賞を含んだ各賞3賞を受賞し、佐々ゼミナールは各賞2賞受賞しました。最優秀賞の企画は今回もまた商品化に向け、当該学生を含めた打ち合わせを今後重ねていきます。

 

共生デザイン学科ではこうした商品企画デザインに必要な基礎的技能を学習する授業も選択できます。特にアイディアを可視化する(相手に伝えるためにわかりやすくすること)ために必要なスケッチの技能を身につける演習授業もあり、絵心のない学生さんも十分他者に伝えるだけの力を身につけることができます。

 

問題を解決するためには、問題自体が何かをよく考え、その結果、必要な解決手段としての伝える力を身につける必要があります。皆さんもぜひ本学科で学び、こうした企画にチャレンジしてみてください。