2015.11.17 オープンキャンパス2015 人間環境デザイン学科企画(活動報告)
2015年度の夏のオープンキャンパスは、8月2日、8月23日の両日に開催され、今年も多数の高校生と保護者の方々にご来場いただきました。今年のオープンキャンパスは、来年度スタートする人間共生学部、ならびに共生デザイン学科をアピールするための貴重な機会であり、全学科態勢で臨みました。学科紹介、模擬授業、入試説明に加え、1号館4階では、授業や卒業制作などの作品展示、パスタタワー作成や折り紙建築のワークショップ、ゼミや各種活動を紹介するパネルや映像展示、そして個別相談と、できることはすべて行いました。
ありがたいことに、AO入試のエントリーシートや面接において、多くの受験生が志望理由の一部にオープンキャンパスの展示、教員の親身なアドバイスなどを挙げてくれています。中でもおそろいのTシャツを着た先輩たちの生の声を聴けたことが好印象につながっているようです。その意味で、本年度もまた人間環境学会にご支援いただきましたこと、心よりお礼を申し上げます。
以下、オープンキャンパス当日の概要をご案内いたします。
– パネル展示 –
共生デザイン学科のオープンキャンパスでは、各ゼミナールの研究活動を紹介するポスターを展示し、紹介するコーナーを設けました。訪れた高校生と保護者の皆様は、各ゼミナール生による説明に耳を傾けられていました。高校生のおひとりからは、「共生デザイン学科では、人間と住居インテリア、住居と自然環境、人間と三次元映像など、社会に求められている様々な共生を企画デザインする知識能力を習得できる学科であることがわかり、興味を持ちました。」との感想を頂きました。
– オープンキャンパスTシャツコンペティション –
毎年オープンキャンパスに際し当学科ではスタッフの学生が着用するTシャツデザインを学生から募っています。結果28点の応募があり、教員による慎重な審査によって、3年次廣田愛未さんのさわやかなデザインが最優秀賞として採用されました。次点は4年次霜島麻帆さん、3年次鹿島颯海さんの作品でした。応募してくれた学生の皆さん、ありがとうございました。
– スタジオ –
スタジオでは当学科で開講する演習科目の優秀作品を展示したほか、学生によるワークショップ「折り紙建築を作ろう!」を行い、有名な建物を紙1枚で切り抜いてつくりだすことを体験してもらいました。訪れた高校生のみなさんには、つくる喜びを感じたり、触れたりすることができたと、評判も上々のようでした。
– ワークショップ –
ものつくりを行うワークスペースでは、ワークショップ 「パスタタワーをつくろう-デザインについて、手を動かして考えよう-」 を実施しました。
条件は、
・パスタは何本でもよい。
・柱として束ねる本数は3本まで。
・接着には「グルーガン」を使用。
・制限時間10分。
以上の条件で市販されているパスタを用いて、参加された皆さんに、どのくらいの高さのタワーがつくれるかを体験してもらいました。
簡単にできることもあり来場された受験希望者をはじめ、保護者の方々も多く見られ、実際に作り上げる楽しさや難しさが理解できたと好評でした。
共生デザイン学科