2014.10.22 2014年度人間環境学部動物慰霊祭が開かれました。
2014年9月22日 2年生オリエンテーション終了後に2014年度人間環境学部動物慰霊祭が開かれました。
健康栄養学科では、解剖生理学実験(1年生秋学期)ならびに生化学実験Ⅱ(2年生春学期)の2科目で動物実験を実施しています。4年生になると卒業研究で動物実験を実施する学生もいますが、多くの学生にとって、動物実験は2年生春学期の授業で終了します。こうした事情から2年生秋学期のオリエンテーション終了後に、関係する卒論生および教員が参加して慰霊祭を実施しています。
「慰霊祭」とは、「死者の霊を慰め、鎮めるために行う祭式」です。小動物を用いた実験は、身体の基本的構造や各臓器等の働きを理解し、生命現象を理解するためにはどうしても必要な内容です。開会挨拶では動物実験の目的や慰霊祭開催の背景について述べられました。
続いて人間環境学部の宗教主事である石渡准教授から、聖書(創世記1章20節~31節)の朗読、さらには神からの賜物である命の大切さに加え、人が生きるためには不可欠な犠牲であっても命を悼む気持ちが大切であるとのメッセージをいただき、最後に全員で神への祈りを捧げました。
閉会の挨拶では、自分たちの生活が動物たちの犠牲の上に成り立っていることを改めて認識し、感謝の念を持ち続ける事を確認して閉会となりました。
犠牲となった動物達に改めて感謝し、心から哀悼の意を表します。
健康栄養学科