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教員紹介

共生デザイン学科鈴木 彩希

職 名 講師
専攻分野 ファッション史、ファッションスタディーズ、表象文化論
最終学歴 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 博士課程前期課程修了 修士(学術)
学部担当科目 ファッションと現代社会、衣の生活文化史、ファッションマネジメント、モード論など
研究テーマ 近代日本における着物改良と女性の身体観の変容
研究の概要 日本人は近代以降、和服から洋服へと徐々に着替えてきました。私たちは、なぜ慣れ親しんだ和服を脱ぐことになったのでしょうか。着物を改良するという行為を通して、女性たちがどのようにして自分の身体に向き合ったのかを探り、近代日本における洋装化の一側面を明らかにします。
皆さまへメッセージ ファッションとは、物質的形態である衣服や流行のシステムのみを表す言葉ではありません。私たちの社会や生活に密接にかかわるのがファッションです。身体、アイデンティティ、生産/消費など・・・多様な切り口でフファッションを探求し、私たちが生きる現代や未来の社会をいっしょに考えましょう。
主要業績 1.【論文・単著】「戦後日本における着物の改良をめぐる流行創出の試み——田中千代の「ニュー・きもの」を中心に」『服飾美学』第66巻、2020年、57-76頁
2.【論文・単著】「戦後における着物の改良と「新しいキモノ」の潮流——雑誌『美しいキモノ』の分析から」『デザイン理論』第80号、2022年、39-53頁
3.【書籍・共著】「第3部文献で読み解くファッションスタディーズ 4.ファッション史・服飾史」『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ——私と社会と衣服の関係』フィルムアート社、2023年、242-257頁
4.【雑誌・単著】「時代を紡ぐ「きもの」——近代日本におけるファッション文化と幸田文の服飾観」『ユリイカ』第56巻8号、青土社、2024年、173-181頁
5.【書籍・共訳】『ファッションセオリー:ヴァレリー・スティール著作選集』アダチプレス、2025年

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