職 名 |
専任講師 |
専門分野 |
メディア・コミュニケーション、社会心理学 |
最終学歴 |
慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻博士課程 修了/博士(社会学) |
学部担当科目 |
情報とエンターテインメント、社会情報と心理、デジタルライフ・リサーチ演習、デジタル社会とコミュニケーション、情報社会の行動演習、情報発信とメディアⅠ(メディア・コミュニケーション) |
長期研究テーマ |
メディアとオーディエンスの相互関係 |
長期研究テーマ 内容 |
メディア効果研究、それと関連する能動的オーディエンスに関する議論に着目し、オーディエンスとメディア(特にテレビ、SNS)の関係について実証研究を行っている。 |
短期研究テーマ |
オーディエンスによるメディアの影響力に対する見積り |
短期研究テーマ 内容 |
日々の生活の中で、オーディエンスがメディアの影響力をどのように見積もるのか、具体的には「自分への影響」と「他者への影響」の見積りにどのくらい乖離があるのかについて実証研究を行っている。 |
ゼミの内容 |
メディア・コミュニケーションに関する社会調査を進めていく予定です。 |
皆様へ メッセージ |
メディア研究においては、長らく私たちオーディエンスは情報を受けるだけの存在であるといわれてきました。しかし近年では必ずしもそうではなく、オーディエンスは自らメディアからの情報を読み解き、解釈する存在であるともいれています。こうした視点に立ち、オーディエンスがメディア・メッセージをどのように受け止め、解釈し、どのような態度を形成し、行動を取るのかなどについて研究しています。 |
受験生へ メッセージ |
私たちの普段のメディア利用は、何気なく行われているようにみえて、一定の法則があります。先行研究の講読や社会調査の実践をとおして、それを明らかにしていきましょう。 |
主要業績 |
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(1)李津娥・李光鎬・大坪寛子・川端美樹・鈴木万希枝・山本明・渋谷明子・志岐裕子・正木誠子「クリティカル・オーディエンス-メディア批判の社会心理学」 第9章「テレビのバラエティ番組に対する“許容度”」pp.148-162、2023年4月、新曜社
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(2)正木誠子(2023).政治的有効性感覚がテレビコミュニケーション意図に与える影響-テレビ番組に対するネガティブ感情の媒介効果- 社会学論叢204,日本大学社会学会,pp.1-20.
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(3)正木誠子(2020).テレビ番組に対する批判的な行動意図の生起とその規定因に関する検討 マス・コミュニケーション研究97, 日本メディア学会,pp.143-161.
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(4)正木誠子(2020).テレビ視聴に関する諸要因がテレビ番組に対する批判的な態度に与える影響 マス・コミュニケーション研究96, 日本メディア学会,pp.83-100.
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(5)正木誠子(2019).テレビ批判態度の規定因:テレビが他者に与える影響の見積りと第三者効果との関連を中心に 社会情報学7(3), 社会情報学会,pp.1-16.
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