教員紹介
コミュニケーション学科黒﨑 真由美
職 名 | 教授 |
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専門分野 | アメリカ研究(アメリカ文学) |
最終学歴 | 津田塾大学大学院 文学研究科英文学専攻博士課程後期 単位取得満期退学 |
学部担当科目 | 英語圏の文学、英語圏の生活と文化、プロジェクト科目、英語コミュニケーション1&2、英語Ⅰ&Ⅱ、共生とコミュニケーション、コミュニケーション入門、教養ゼミナール、ゼミナールⅠ~Ⅳ、卒業研究 |
長期研究テーマ | アメリカ文学と自然 |
長期研究テーマ 内容 |
アメリカ文学において「自然」は重要な主題の一つです。17世紀の植民地時代から、作家たちはアメリカの自然とそこに生きる人間の姿を描いてきました。そして、人々はさまざまな価値観を自然の中に見出してきました。広大な自然は、この国の社会と文化の成り立ちに深くかかわってきたといえます。近年においては、直接的に人間と自然環境の関係をテーマとした作品が数多く発表されています。アメリカ文学における「自然」を多面的に読み解くことを目的に研究しています。 |
短期研究テーマ | アメリカン・ネイチャーライティング |
短期研究テーマ 内容 |
ネイチャーライティングとは、自然と人間のかかわりを省察した一人称形式のノンフィクション文学を指します。ネイチャーライターは、直接に自然の中で生き、その具体的かつ個別的な体験を語ることによって、読者に自然に対する新しい意識を呼び起こすことを目指しています。自然と環境のテーマを抜きにしては語れない21世紀という時代において、重要な位置を占める文学ジャンルを研究対象としています。アメリカのネイチャーライティングが主ですが、オーストラリアの大学で客員教授として滞在したことを機に、現在はアメリカ人、オーストラリア人、そして日本人それぞれの自然観の醸成をその特異な歴史に探り、米・豪・日のネイチャーライティングの中に、自然がどのように表現されているかを考察しています。 |
ゼミの内容 | 「アメリカ研究」 多くの日本人にとって、もっとも身近な外国はアメリカといえるかもしれません。基礎ゼミナール、ゼミナールI・II・III・IVを通して、この国の正確な理解を目指しています。 授業以外のゼミ活動も学生主体で活発に行っています。 |
皆様へ メッセージ |
グローバル人材の育成: 30年にわたる教員歴を通じて、多くの時間を「国際理解教育」に費やしてきました。グローバル人材とは、必ずしも国際社会を舞台に活躍し、日本社会を牽引する時代のリーダーである必要はありません。21世紀のグローバル化が進む社会を生きていくことのできる人材–日本人としてのアイデンティティを持ち、積極的に語りかけることのできる語学力とコミュニケーション能力、主体性、異文化理解の精神を身に付けた人であると思います。できるだけ多くの学生のみなさんに海外研修・留学に参加してもらいたいのはもちろんですが、国内あるいはキャンパス内にいながらも、さまざまな形で異なる文化や生活の理解を深める教育をこれからも推進していきます。グローバル時代の健全な地球市民を育てるために。 |
受験生へ メッセージ |
外国人のお友だちを作りたいと思いませんか? 21世紀はグローバル社会の時代といわれていることを知っていますか。関東学院大学のある横浜は、グローバルな都市です。横浜を歩くと多くの外国の方々に出会います。そこで困っている外国の方がいたらどうしますか。道を尋ねられたらどうしますか。そのようなとき、みなさんには積極的に外国の方々に話しかけてほしいと思います。流暢な英語である必要はありません。中学・高校で学んだ英語と、積極性と、異なる文化を持つ相手に対する理解と思いやりがあればいいのです。 入学後は、海外研修・留学に参加することをお勧めします。本学にはさまざまなプログラムが用意されています。特にコミュニケーション学科には、ダブル・ディグリー・プログラムがあります。本学科で2年間学び、その後米国セントラル・コネチカット州立大学(CCSU)で、または豪州ニューカッスル大学(UON)で2~3年間学ぶことにより、2つの大学の学位が取得できるプログラムです。もちろん、キャンパスにいながらも異文化に触れる機会はたくさんあります。ぜひ外国人のお友だちを作ってみてください。 |
お問い合わせ | mayumi@kanto-gakuin.ac.jp |
主要業績 |
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