2017.11.09 - コミュニケーション学科 山田 留里子 学科主催の北京大学研修に学生が参加しました
中国・北京大学中文系で8月27日~9月2日の間に開催された北京大学語学・文化研修に学科の学生7名が参加しました。本研修は2016年9月人間共生学部長新井信一教授が、北京大学を訪問し学術交流協定が締結されたことによって実現したはじめての教育交流ともなりました。研修は中国語だけではなく、文化・歴史・経済・社会問題等についても学習する場となり、先生、院生、北京で日本語を学ぶ大学生との交流や北京国際放送局でのディスカッションなど、多方面にわたる活動が行われました。
参加した3年生の植木さんは「はじめて中国を訪問しました。大学内にはスーパー、銀行、郵便局、病院などがありとても便利だと思いました。また“未名湖”という湖があり、冬にはスケートができると聞き、中国の大学のスケールの大きさに驚きました。そして歴史を感じる教室で行われた授業での先生方の説明は、英語やPPTを用いて下さり、中国語が分からない私にとって大変わかりやすく、学ぶ喜び、人と人の交流の大切さを学びました。また、放送局での交流でアナウンサーや編集者など第一線で活躍する方々とディスカッションできたことは、これからの就職活動への大きな自信となりました。北京市内での中国で日本語を学ぶ学生さんたちとの出会いは、私たち青年の交流こそがこれからの日中友好への第一歩であり、世界平和への道であると実感しました。今回の経験を生かし一層努力します」と語りました。また、2年生の大澤さんは「中国語をもっと学びたくて研修に参加しました。はじめは緊張していたのですが、先生方や学生さん、周りの方々がフレンドリーに声をかけて下さり楽しむことができました。また“桃を安く買う”にも挑戦し、学んだことを存分に生かすことができました。歓送会では日本の歌や浴衣の着方を紹介し大変喜んで頂けました。今回短い研修期間ではありましたが、修了式で中文系の金永兵教授より、参加者全員に修了書を頂き、私の宝となりました。別れ際には感動の握手をし、再会を誓い合いました。今回の経験を自身の今後の進路に生かしていきたいと思います。また来年も必ず参加したいです」と述べました。
現地で生きた言葉を学び、多様な文化に触れることで、国際性豊かな人材を育成するプログラムは、学科の大きな特色の一つです。人間共生へ道へと続く、活躍の舞台を与えて下さった教職員すべての方に、心から感謝申し上げます。以下は日程と写真です。
午前 | 午後 | 夜 | |
8月27日 | 羽田空港集合 | 北京大学到着 | 事後学習 |
8月28日 | 歓迎会 | 両替・大学内散策 | 事後学習 |
8月29日 | 授業(会話・文化) | 万里の長城 | 事後学習 |
8月30日 | 授業(会話・文化) | 故宮・天安門 | 京劇鑑賞 |
8月31日 | 授業(会話・文化) | 北京国際放送局 | 事後学習 |
9月1日 | 授業(会話・文化) | グループ学習 | 歓送会・修了証書授与 |
9月2日 | 北京空港出発 | 羽田空港解散 | 帰宅 |