MENU

教員コラム

2025.03.25 - 共生デザイン学科  プロジェクト科目〜カンボジア伝統の絹織物を訪ねて〜

本学科のプロジェクト科目のひとつとして、カンボジアの絹織物を復活させる村を訪問するプロジェクトがあります。このプロジェクト科目の概要は以下の文面(学生への説明文です)の通りです。

*****************************************
本プロジェクトは、カンボジアの伝統的な絹織物の技術を再生復活・発展させようとするI K T T
(Institution of Khmer Traditional Textile:クメール伝統織物研究所)の活動の理念を理解し、各自がI K T Tへのデザイン提案を試みるものである。
https://ikttjapan.blogspot.com/p/blog-page_22.html
カンボジアはかつて自国民の大虐殺を含む内戦の時代を経験した。その歴史の中で多くの人々が亡くなり、また国土が荒廃し、かつて国中で生産されていた伝統的な絹織物の生産も衰退した。
I K T Tはそうした伝統的な絹織物を、①社会環境の復興(技術の伝承と生産と生活の支援)
②自然環境の復興(カイコの育成や染め材となる草木や森)の両面から取り組むプロジェクトであり、現在は世界中から求められる織物が生産されるに至っている。
学生にはI K T Tの理念とともに、現地にある人・モノ・自然の資源による手仕事から、どのように絹織物が生み出され、人々の生活や社会を再生させているのか理解してほしい。その上で、各自が何らかのデザイン提案をすることにより、I K T Tの世界への発信に貢献してもらいたい。
*****************************************

実はこのプロジェクトは、コロナ禍期間を経て、しばらく実施できずにいましたが、2025年度からは、再び実施されることになりました。
履修学生には、①事前学習(カンボジアの歴史、「織る」・「染める」工程の理解、)②現地調査(作り手へのインタビューや実習)、③プロジェクト成果実践(現地調査データの整理と絹織物の店舗実習)など、かなり濃厚な体験をしてもらう予定です。