2018.02.09 - コミュニケーション学科 佐野 予理子 森林セラピーでこころと身体をリフレッシュ
長野県の信濃町に「癒しの森」という森林セラピー基地があります。
森林セラピーとは、「“森林浴”の効果を科学的に解明し、こころと
身体の健康に活かそうという試み」(信州信濃町「癒しの森」HPより引用)です。
「癒しの森」で行われる森林セラピーは、特別な訓練を受けた
「森林メディカルトレーナー」と一緒に1時間~3時間程度森を歩き、
1. 自然の中で自分を見つめ直す、
2. 自然の中で適切な生活のリズムを取り戻す、
3. 自然の中に自分の癒しの場所を見つける、
の3つの目標からなるプログラムです。
森林メディカルトレーナーから植物や呼吸法等について教えてもらい、
五感を通じて森の癒し効果を実感します。例えば、葉や樹木の香りや
肌触りを感じたり、目に優しいとされる緑色を見たり、風の音・鳥の声を
聞いたり、きれいな空気を味わったり…。私たちは普段の生活では知らず
知らずのうちに時間に追われ、仕事や人間関係等で様々なストレスを受けています。
何となく疲れやすい、気持ちに余裕がない、気分が沈んでため息ばかりついてしまう。
そんな時は、信州信濃町「癒しの森」の森林セラピーをおすすめします。
森林メディカルトレーナーとともに森を歩き、森の中でお気に入りの場所を見つけて
静かに過ごしていると、こころが穏やかに落ち着き、自律神経機能が整うことでしょう。