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教員コラム

2026.05.25 - コミュニケーション学科  被爆80年の広島を訪れて

2025年度のコミュニケーション・プロジェクト科目におけるグループ毎に行うフィールドワークの一つとして、被爆80年を迎える被爆地広島を訪れる海外からの観光客に訊いてみたいことをグループで話し合ってもらいました。そして実際に、広島平和記念公園で海外からの観光客に英語で話しかけて質問して、各自が折った折り鶴を通してコミュニケーションを深める試みを行ってもらいました。
そのなかの一つに「広島平和記念公園を訪れてどう感じましたか」という質問がありました。ポーランドから訪れた方は「ポーランドは、この戦争がもたらした痛みと代償を深く心に刻んでいます。あなたたちが失ったように、わたしたちもまた家を、家族を、そして大切な人びとを失いました。その記憶は、決して消えることはありません。英雄たちに永遠の栄光と敬意を。」と答え、マケドニアから訪れた方は、「私たちは、この惨劇から教訓を得て、平和のために力を合わせていかなければなりません。失われた命に安らぎが訪れ、残されたご遺族が新たな力と希望を見出せますように。」、そして、インドから訪れた方は「私の人生は、悲しみを試練の連続だと感じることがあります。けれどこの出来事を目の当たりにして、私は思いました。もっと強くなって立ち上がり、闘い抜かなければならない、と。自分自身を再びその姿が誰かの励ましとなるように、前向きに進んでいきたいと思います。」とグーグル翻訳を使って回答を得ることができたとの報告を受け取りました。
いまだロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻、米国とイスラエルのイラン攻撃の終息が見えないなか、今後、プロジェクト科目で訪れた広島平和記念公園でのこの一期一会を想い出して〈(西日本最大の軍都)廣島→(人類史上初めて核兵器の攻撃を受けた被爆都市)ヒロシマ→(戦後復興を遂げて再生した都市)広島〉を反芻してくれることを願っています。

「2025年度コミュニケーション・プロジェクト17を受講した学生の撮影写真から」