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教員コラム

2015.12.17 - コミュニケーション学科  「ゼミ研修」

企画・立案から試行錯誤した大阪ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)への2泊3日のゼミ研修を遂行するにあたって、これまでと同様、最終局面ではすべてゼミ長に一任するかたちでいろいろなことが決まっていくという流れに終始しました。そのため、初回の授業でゼミ研修について意見を訊いたところ、「事前に計画性をもって入念な準備をしておくべきだった」といった実感のこもった発言が相次ぎました。ところが、次年度のゼミ研修の目的および場所を決めていざ企画という段になると、理想と現実のギャップはなかなか埋まらず、具体的な内容のともなった行程表の作成に至るにはまだまだ時間がかかりそうです。

そのような3年次のゼミに対して2年次のゼミはどうかというと、最初に場所を選定するにあたって国内と国外に意見が割れました。ここでどちらかに意見を集約することは賢明ではないということでクラス全体が一致し、まずは国内が2グループ、国外が3グループに分かれて各々が場所・経費・行程といった詳細を詰めたフィールド・ドリップの旅程を学期末にグループ発表することになりました。現時点では、今後、クラス全体で各々のグループのゼミ研修企画・立案を比較考量することを通じてどのように議論が収斂していくかを楽しみにしています。

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「ゼミ研修の断片」

奥田 博子(コミュニケーション学科)