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教員コラム

2009.03.26 - 共生デザイン学科  追浜シャッターアート

共生デザイン学科の居住系の演習科目に
インテリアデザイン演習?というのがあります。
毎年歴史的な建物のリノベーションなどを課題としてやってきましたが、
今年は追浜に実在する店舗の改修計画を制作しました。
追浜こみゅに亭&ワイナリーという店舗です。
この店舗は元関東学院大学教授昌子住江先生が町の活性化のために立ち上げた店舗で、
追浜で製造したワインの販売、野菜の販売、カフェなどたくさんの顔を持っています。
ただ、店舗の使用方法が多様化してきたことなどから、
使いにくい点や改修すべき点がありそうだと昌子先生から伺い、
それではインテリアデザインの授業で
店舗の改修に取り組んでみようということになりました。
これが完成した課題です。
いずれも力作ぞろいでした。

<課題1>  (←クリックすると表示されます。)
↑夢のある提案です。

<課題2>  (←クリックすると表示されます。)
↑店舗の方たちから好評だった作品です。

その後、紆余曲折を経て、学生の改修計画活動の一部が
関東学院創立125周年記念大学事業の社会貢献学生アクティビティとして採用され、
店舗内部の改修ではありませんが、店舗の夜の顔とでも言うべき
シャッターのデザインとその施工に取り組むことになりました。
試行錯誤の後に完成したカッターシートによるシャッターアート、
町に彩を添え、評判となりました。

学生たちの下には商店街から次なるオファーが舞い込んでいますが、
さてどうなることやら。

↑作業に取り組む学生たち。

↑完成したシャッターアート。いかがでしょうか?

水沼 淑子(共生デザイン学科)