MENU

教員コラム

2023.07.04 - コミュニケーション学科  2023 コミュニケーション・プロジェクト6 順調に進行中

人間共生学部の3年次春学期は、全学生がプロジェクト科目を履修します。コミュニケーション・プロジェクト6は、海外4大学での8~12週間の語学研修留学プログラムです。コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年度および2021年度は海外渡航が制限され、国内での学習あるいはオンラインによる留学となりました。2022年度はオーストラリア留学のみ再開することができました。今年2023年度は、待ちにまったフル体制での実施が可能となりました。

学生たちは、それぞれ自分の希望する留学先に向かいました。そこでは、英語の学習はもとより、海外で実際に「生活」することによって、異文化世界を自分の目で見て・体験して、異なる文化的背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて、相互理解の重要性、日本人としてのアイデンティティ等を認識する一助となっています。
以下、大学・国別に学生たちの留学状況をご紹介します。

サンウェイ大学(マレーシア)
新学期早々の4月2日に出発したのはこのグループです。コロナ禍は別として、アジア圏の中でマレーシアは物価が安く、親日的で治安も比較的良いので人気の留学先となっています。留学費用を安く抑えられることから、参加人数も一番多くなっています。大量の宿題や課題と格闘しつつ、学生たちから届くウィークリーレポートは、時にアジアの美食の国での食べ歩きガイドブックと化していました。

 

 

リンカーン大学(ニュージーランド)
この国の入国規制の緩和を待っていた学生は少なくありません。「ガーデンシティ」として知られている南島中部のクライストチャーチ郊外に位置するリンカーン大学は、比較的小規模ながらそれゆえにフレンドリーな雰囲気があり、その中で英語を学ぶことができました。ホストファミリーと過ごした週末やプロラグビーゲーム観戦、満天の星空で有名なテカポ湖散策はニュージーランドならではの体験となりました。

 

 

ニューカッスル大学(オーストラリア)
最後に出発したのがこのグループで、現在研修中です。逸早く入国規制を緩和したオーストラリアのこの大学には、ダブル・ディグリー・プログラムの学生たちが複数勉強しています。現地で合流しKGUの学生同士の交流を深めている様子はほほえましくもあります。グラフ説明のプレゼンテーション資料がウィークリーレポートとして送られてきましたが、しっかりと準備されたもので努力と成長の跡が十分にうかがえるものでした。

 

 

セントラル・コネチカット州立大学(アメリカ)
残念ながら、2023年度は希望者がいませんでした。

次年度は、より多くの学生が世界に向けて飛び立ってほしいものです。