2018.07.09 - コミュニケーション学科 黒﨑 真由美 コミュニケーション・プロジェクト5&6中間報告
2018年4月から、人間共生学部の「プロジェクト科目」がスタートしました。本学部の3年生は目下教室を出て、海外や地域のコミュニティーで主体的に課題解決に取り組んでいます。
このコラムでは、コミュニケーション・プロジェクト5および6の中間報告をさせていただきます。いずれも英語圏の大学での語学研修プログラムですが、プロジェクト5は4~6週間、プロジェクト6は8~10週間の語学研修です。期間中は、現地の家庭でホームステイ、あるいは学生寮に滞在します。英語の学習はもとより、海外で「生活する」ことで、異文化世界を自分の目で見て、体で感じる学びを得ることができます。異なる文化的背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて生まれる相互理解の大切さを認識すると同時に、母国である日本を見つめ直す機会となります。
さて、進捗状況は下記となります。
プロジェクト5 | プロジェクト6 | |
サンウエイ大学(マレーシア) 学生寮 | 4/1 ~ 4/29終了 | |
リンカーン大学(ニュージーランド) ホームステイ | 4/22 ~ 5/21終了 | 4/22 ~ 6/17終了 |
ニューカッスル大学(オーストラリア) ホームステイ | 4/28 ~ 6/3終了 | 4/28 ~ 7/8進行中 |
セントラル・コネチカット州立大学(アメリカ) 学生寮 | 6/16 ~ 8/27進行中 |
サンウェイ大学:2018年度の初日に出発し、4月中に帰国しています。4つの大学の中では、唯一アジアに位置する大学です。学生たちは宿題の量が多くて悲鳴を上げていましたが、学生寮はプール付きのリゾートホテルのようでした。本学の学生のために、ランゲージセンター全教員で修了式を行ってくださいました。
リンカーン大学:先に出発したラグビー部の学生たちと合流する形となりました。出発当日の朝に、フライトがキャンセルになるというハプニングがありましたが、その後は授業もホームステイもとても順調でした。本場のラグビーの試合を観戦することもできたようです。
ニューカッスル大学:もっとも参加人数の多いプログラムです。大学の街ニューカッスルで、週末はシドニー散策等を楽しみながら、すっかりオージー(Aussie)の生活を満喫しています。プロジェクト6の学生は、最後のプレゼンテーションに向けて、現在猛勉強中です。学生たちのウィークリーレポートに、新しい単語が次から次へと入ってくるのを見るのは嬉しいことです。
セントラル・コネチカット州立大学:6月16日に成田を飛び立った最後のプログラムです。アメリカ留学には、学生ビザの申請、詳細なメディカルチェックがあり、準備に時間がかかりました。やっと到着したアメリカで、学生たちがどのような10週間を過ごすのかが楽しみです。