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教員コラム

2016.10.09 - コミュニケーション学科  24人の夏期オーストラリア英語研修と異文化体験

昨年に引き続き、今年もオーストラリアでの研修を実施することができました。南半球に位置するオーストラリアの季節は初春。日本の酷暑から逃れた快適な研修でした。日程は、前回の8日間より2日長い8月28日(日)~9月6日(火)の10日間。参加者は、現代コミュニケーション学科・コミュニケ―ション学科の1年生から4年生を含む24名です。

8月29日の早朝シドニー空港に到着し、一路研修先の国立ニューカッスル大学までバスで向かいました。同大学は、昨年本学が協定を結んだ、広大なキャンパスを有する自然あふれる総合大学です。学生たちは、午前中は12名ずつ2クラスに分かれての英語学習、午後はオーストラリアならではの様々なアクティビティーを体験しました。先住民アボリジニの文化に触れたり、オーストラリア特有の動物であるコアラやエミューと対面しました。ドルフィンウオッチングと砂丘でのサンドボーディングのエクスカ-ションにも参加しました。

ホームステイは研修のハイライトです。前年よりも2日間延長したのは、「学生とホストファミリーで過ごす時間がもっとほしい!」という昨年の参加者そしてホストファミリーのフィードバックによってのことです。初日にファミリーに引き取られて行く学生たちは、一様に不安そうです。ところがわずか数日の間にすっかり打ち解け、“ファミリー”になっています。登校してきた学生たちが、前の晩のことを楽しそうに語ってくれる話を聞くことは、引率者の楽しみでした。

オーストラリアでの最後の一泊は南半球を代表する国際都市シドニーで過ごし、帰路につきました。短い期間でしたが、異文化を直接に体験し、地球の反対側にもう一つの家族を得たことは、グローバル社会を生きる彼らの人生を間違いなく豊かにしてくれることでしょう。彼らの次のチャレンジに期待したいと思います。

授業風景 エミューとツーショット

         授業風景                エミューとツーショット

4WDと砂丘と ホストファミリーと

        4WDと砂丘と               ホストファミリーと

黒﨑 真由美(コミュニケーション学科)