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教員コラム

2024.11.19 - 共生デザイン学科  チャンスのつかみ方

学科Instagramでも紹介しましたが、私が工学部に所属していた時の卒業生の、小林健太さんの記事がCGWORLDに掲載されました。

新・海外で働く日本人アーティスト
https://cgworld.jp/regular/100-kobayashi.html

小林さんは現在、オランダにあるSonyのPlayStation StudiosのGuerrilla Gamesで、Senior VFX Artistとして活躍されています。
PlayStationのゲーム『Horizon Forbidden West』ではエフェクト制作等を担当しました。

『Horizon Forbidden West』の紹介映像はこちら。
ストーリートレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=nODVIB9tKkk

…というのが学科Instagramで紹介した内容で、ここではもう少し詳しいお話をしたいと思います。
小林さんは学生の頃から色々な作品を制作していました。また、卒業研究の発表会でもプレゼンテーションの方法を工夫するなど、作品の見せ方でも「面白い事をしたい」という意欲を持っていたように私は思いました。
ちょうどその頃、ゲーム制作会社に勤める私の知人から「スタッフを増やしたいんだけど、良い学生居ないかな?」という相談がありました。その時に小林さんの事を思い出して知人に紹介し、面接を受けてもらいました。
小林さんは無事に面接に合格し、会社で様々なゲームのエフェクトの制作を行い、その後はCGWORLDの掲載記事のような活躍をしています。

このように、私のゼミで普段制作を頑張っている学生が、何かのきっかけで制作にかかわる業界に就職する事はよくあります。
例えば、就職活動で会社説明会の時期が迫ってきてから業界や会社について調べたり、課題制作の締め切りが近づいてから作業を始めたりする学生も居ますが、普段から努力を続けている人の方が、何かのチャンスが来た時に良い結果を出せているように私は思います。