2023.04.28 - 共生デザイン学科 兼子 朋也 シェアハウスの立ち上げから運営まで
共生デザイン学科では、大学の近く(横浜市金沢区や横須賀市)に存在する空き家を舞台に、学生がシェアハウスの立ち上げから運営にいたる様々な場面で奮闘しています。
シェアハウスの第一号物件は、空き家を使って、学生の発案で学生のDIYリノベーションによって学生が居住するためのシェアハウスとして誕生しました。その後も、空き家の再生・活用に関わる学生たちの活躍に心を動かされた地域の空き家所有者からの依頼や協力により、次々とシェアハウスが誕生しました。
■空き家を利活用して誕生したシェアハウスのリスト
「学生の学生による学生のためのシェアハウス」2015(写真1,2)
「留学生のためのインターナショナルシェアハウス」2017
「地域交流拠点のあるシェアハウス」2019(写真3)
「DIYできるシェアハウス」2021
「手ぶらで入居できる昭和レトロなシェアハウス」2023(写真4)
なかなか特徴も多彩です。
学生らは、どのような特色を持つシェアハウスにするかの企画から始まって、DIYによる改修や整備作業、入居者探し、シェアハウスのキャッチコッピーを含めたチラシのデザイン、完成後も庭掃除やメンテナンスなどの運営面でのサポート、あるいは実際に生活して共同生活を楽しみながらシェアハウスの運営ノウハウを学んだりというように、シェアハウスの立ち上げ(プロデュース、空間・インテリアデザイン、改修工事、入居募集、チラシ作成)から運営にいたるまで、実にたくさんことを体験しながら学んでいます。
入居に興味を持たれた学生(あるいは入学予定の方)には、空き部屋を案内することもできますので、兼子(neko@kanto-gakuin.ac.jp)までお問い合わせください。
【補】シェアハウスへの関わり方は様々です。
空き家の再生・活用を目指す有志団体「KGU空き家プロジェクト」での活動、「兼子ゼミナール」のゼミ活動や卒業研究、授業科目「デザイン・プロジェクト9」での実習、そして「居住者」などなど。
関わる学生の興味も様々です。インテリアや建築に興味がある学生、DIY作業や実際のモノづくりに興味がある学生、地域貢献やまちづくり・コミュニティづくりに興味がある学生などなど。