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教員コラム

2015.06.11 - コミュニケーション学科  課題解決型学習(PBL)への取り組み

現代コミュニケーション学科では、1年生秋学期から3年生春学期まで連続でキャリアの専門科目が設定されています。全員が履修する必須科目です。そのうち、2年生春学期には「ビジネス・キャリア演習Ⅰ」が配当されており、15回のうち6回の授業を使用して、PBL(Project Based Learning:課題解決型学習)を導入しています。

今回のPBLでは株式会社関学サービスの代表取締役社長高橋雅人氏と総務課長児玉誠一氏をお招きしました。この会社は、学校法人関東学院のグループ会社で、学生及び教職員の福利厚生等を提供しています。なお、利益の一部は寄付金を通じて、学校に還元しています。課題は「大学内のコンビニ出店」と「安価な制服の提供」の2テーマを提示していただきました。26班に分かれたグループが、半分ずつ課題を担当します。写真はその中間発表の様子です。

さて、人間共生学部コミュニケーション学科でも、1年生春学期の教養ゼミナールからPBLを導入する計画をしています。学生から会社へ視点を変えて思考すること、短時間で相手に伝えること、リーダーがいないグループでの話を進めることなどの難しさを感じてもらえれば、一歩前進だと考えています。大学の学習のなかで、正解のないゴールに向かって、議論を進めていく過程を数多く体験して欲しいと思います。

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新井 信一(コミュニケーション学科)