2010.04.29 - コミュニケーション学科 新井 信一 コミュニケーション学科 新井信一ゼミナール
『どげんかせんといかん』
コミュニケーション学科新井ゼミナールでは、就職活動真っ最中の3年生から提案で、2月下旬の2日間、就職活動対策+卒論準備を目的とした合宿を大学の葉山セミナーハウスで行いました。就職活動中ということもあって、夕方から駆け付けてくる学生もいれば、途中で帰宅する学生もいましたが、2日間通して19名中17名の参加となりました。合宿のテーマはゼミ長が考えた「どげんかせんといかん」。就職活動に対する意気込みがうかがえます。ここでは就職活動対策の内容を少しだけご紹介します。
まずは面接対策です。これは前半戦と後半戦にわかれ、全体で4時間の長丁場となりました。前半戦は各々がこれまでの活動から学んだ面接のポイントを出し合い、意見交換の場となりました。次に、面接官役2人と受験者役3名のグループ面接の形をとり、あらかじめ用意した50の質問から15分間でランダムに聞いていきました。このとき、面接官役はコメントカードに良かったところや改善した方が良いところを率直に記入していきます。面接の最後に受験者役本人に渡して意見交換を行います。終わったら、また組み合わせを変えて、面接を行います。最後には、各自の手元に多くのコメントカードがたまり、今後の就職活動の大切な資料となりました。
後半戦は個人面接の形をとりました。面接官役1人と受験者役1人で15分間、前半戦と同じ50の質問からランダムに尋ねます。その様子が写真1です。コメントカードも同様に記入し、受験者役に渡します。就職活動の面接時とは異なり、普段顔を合わせているゼミ生同士で面接練習がうまく行くか不安だった学生たちも予想がはずれて、真剣で白熱した面接場になりました。コメントカードの例が写真2です。
写真1 | 写真2 |
グループディスカッションは、前半はグループの中で「提案」や「黙秘」、「否定」などの役割分担をし、話し合いを行いました。後半は、役割をはずしてさらに話し合いをして3分間で発表をしました。全体で2時間の内容となりました。
このほかに面接では発声も大切ということで腹式呼吸の練習時間も設けました。ピアノの伴奏で、最初は呼吸法と発声練習だったのですが、結局最後は合唱となりました。その様子が写真3です。
写真3 |
すでに最終選考を通った学生も出てきていますが、合宿の成果が就職活動に良い結果をもたらすよう期待しています。
新井 信一(コミュニケーション学科)