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教員紹介

共生デザイン学科藤本 憲太郎

職 名 教授
専攻分野 居住環境のデザイン
最終学歴 大阪市立大学大学院 生活環境学専攻後期博士課程
学部担当科目 居住環境のデザイン、空間・インテリアデザイン演習 I・II 他
長期研究テーマ
  • ①街や大学の建築環境が及ぼす影響について
  • ②映画と文学にあらわれた居住環境について
長期研究テーマ
内容
  • ①英国最古の大学都市にあるオックスフォード・ユニバーシティのカレッジを中心に、建物のありようがそこで学び働く人々にどのように受け止められているのか、そしてそれがカレッジに対する帰属意識や学習・勤労意欲といったもの、あるいはその歴史認識等の彼らの意識のありようにどのような影響を及ぼしているのかを明らかにしようというものです。
  • ②映画や文学には、その時代の考え方や気分が反映されます。そこで、映画や文学にあらわれた居住環境を中心に、人びとの生活とこれを取り巻く生活環境のデザインの関係について考えようというものです。
短期研究テーマ 人間の営みとデザインの関係について
短期研究テーマ
内容
居住環境(住居)だけに留まらず、ひろく人びとの生活とこれを取り巻いているデザインについて考えるものです。取り扱う対象と内容は、その時々のゼミ生や卒業研究生の関心のありようによって異なります。
主要業績 【研究論文】

  • ①英国マンスフィールド・カレッジの建築環境と学生の評価(2009年、関東学院大学人間環境学会紀要第11号)
  • ②英国マンスフィールド・カレッジの建築環境の物理的ありようについて(2009年、関東学院大学人間環境学会紀要第12号)
  • ③宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」における建築のファサードの果たす役割について(2005年、関東学院大学人間環境学会紀要第4号)

【著書】

  • ①「目で見る[住生活]と住まいのデザイン」〔第2版〕(共著、2007年、建帛社)

【翻訳】

  • ①いす・100のかたち(共訳、1997年、大阪読売新聞本社)
  • ②キッズ・サイズ「子供たちの<もの>と<こころ>の世界」(共訳、2001年、大阪読売新聞本社)
  • ③チャールズ&レイ・イームズ(共訳、2004年、大阪読売新聞本社)

【住宅設計】

  • ①S&N邸の設計(2001年、神奈川県藤沢市)
  • ②T邸のインテリアデザイン(2004年、東京都渋谷区)
皆様へ
メッセージ
いま、世の中にはデザインであふれています。
たとえば、ファッションから地球環境の保全のデザインまで。そして、デザインの意味が大きく変わり、その対象は目に見えるものから見えないものまで拡大し、ファッションを例に取るならば、洋服そのもののかたちのデザインからいつどんな洋服を着るかという計画まで含むようになりました。
そして、このデザインのしかたひとつで世界が変わると言ってもいいくらいにその力は大きい。ある建築家は「どんな仲の良い夫婦でも離婚させる家を設計することができる」というようなことを言いました。また、同じ商品がパッケージや広告、売り方のデザイン次第で売れたり売れなかったりもします。
おまけに、デザインはおもしろい。
デザインという行為をただものの形を決めるということだけにとどめずに、生活を実りあるものにするための知的な行為であり、そしてその結果を外部に対して表現することだととらえて、デザインする心と力を身につけることができたなら、わたしたちの生活環境はもっと素敵なものになるはずだと思います。
お問い合わせ fujimoto@kanto-gakuin.ac.jp
個人作成Web http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~fujimoto/

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