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教員コラム

2024.03.23 - 共生デザイン学科  『生物多様性』について考えて、行動するプロジェクト

このプロジェクトは、関東学院大学、日本マクドナルド株式会社、横浜市の協力により、2023年は3年目となります。プロジェクトは、マクドナルドに来店するお客様に生物多様性(注1)について考えるきっかけを提供するため、人間共生学部の学生がマクドナルド店舗で使用されるトレイに敷かれるトレイマット(紙製)のデザインに挑戦しました。

学生は、サステナブル・ラベル(注2)やマクドナルド、横浜市の環境に対する取り組みについて学びます。その後、学生はデザインを行いコンテストに応募します。今年度は99点の作品の応募がありました。1次選考を通過した16点を対象にオンライン投票(総投票数 3,361票)を行い、最優秀賞1点(2年 小西 愛音さん)優秀賞2点(3年 政野 詩織さん、内海 奈々さん)が選ばれました。また、横浜市 環境創造局長賞(3年 鈴木 秀音さん)が1点選出されました。

最優秀賞に輝いたデザインは、2023年11月に、横浜市内のマクドナルド全店舗でトレイマットとして展開、実際に使用されました。最優秀賞を受賞した小西さんは、2年前の高校時代に関東学院のオープンキャンパスでこのプロジェクトを知り、本学への進学を決めたそうです。

注1) 生物多様性とは、地球上の生命の多様性を表す言葉です。環境問題により生物多様性が損なわれるリスクがある中、未来のために生物多様性を保護し、持続可能な世界を築く必要があります。人間共生学部では、このような環境問題に意識を向けつつ教育を行っています。

注2) サステナブル・ラベルは、持続可能な原材料調達や環境・社会的な配慮、生物多様性などに関する様々な国際認証ラベルを指します

写真上から
・表彰式
・最優秀賞 受賞の小西愛音(こにし・あのん)さん
・小西さんの作品
・横浜市 市役所で展示された16作品