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教員コラム

2018.09.29 - 共生デザイン学科  若者と日本酒文化

若い人のお酒離れが進んでいるといいます。昔のようにお酒を強要されることもなくなり、無理しないで飲みやすいサワー程度を楽しむという人が多いと思います。スマホなどにお金がかかり、お酒を飲む余裕などない人もいると思います。いつの間にか、お酒はよくない、悪者になっていることもあります。ただ、社会のルールを守り、健康に配慮した適度な飲酒は、良好なコミュニケーションを築くのを助けるだけでなく、その地域の文化・伝統を知るという意味でも、決して悪いことではありません。

神野ゼミナール(3年生、4年生)では、日本酒の文化を若い人に知ってもらいたいという渋谷の日本酒割烹の要望を受け、昨年度からお店のリニューアルと、日本酒を広めるデザイン企画を行っています。若い女の子が入りやすく、そして少しずつでも日本酒の奥深さを楽しめるように、お酒を注文するときに役立つテーブルマットのデザインや、適した酒器のデザインをわかりやすくまとめたパネル製作などに取り組んでいます。この春学期には、自分たちでイメージしたお酒に合う酒器を、キャンパス内の陶芸施設で製作するという試みにも挑戦しました。

日本酒を知ること、それをデザインで伝えることは、食文化だけでなく、伝統工芸など様々な日本文化を学ぶことにつながっています。

 

テーブルマット、酒器のパネル、学生がつくった酒器

陶芸で自分たちのイメージする酒器をつくる