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教員コラム

2017.05.25 - 共生デザイン学科  「いわゆる“デザイン”は勉強できるの? - デザインコンペにおいて最優秀賞を受賞しました – 」

本学科において「デザインは勉強できるの?」と受験生、入学生から多く問い合わせを受けます。無論、デザインと言っても多岐に渡りますが、問い合わせで質問されるデザインは、いわゆるグラフィックやプロダクトといった、モノを企画制作するデザインです。大学にはゼミナールという専任の先生による各専門の研究室があり、本学科では大学2年になるとそれらの研究室に希望を出し、配属されます。本学科は特徴として多種多様な専門研究室があります。その中で、私が主宰する淡野ゼミナールはこうしたグラフィックやプロダクトを含む、デザインからアートまでを包括する企画制作のゼミナールになります。

これまでは、本学科の卒業後の進路に関して、こうしたグラフィックやプロダクトといったデザイン関係に就職する学生は極めて少なく、学生自身もそうした前例から希望すること自体諦めている向きがありました。しかしながら、共生デザイン学科として2年目の現在、私も本学に着任して5年目、やっとデザイン関係の進路も増えてきました。これからはこうした進路を希望する学生の進路も含め、多様な表現や制作を実施できる環境をこれまでにも増して整えていきますので、グラフィックやプロダクトといったデザインについて学びたいと考える学生さんも是非、本学科で一緒に学んでみませんか?

さて、そこでひとつお知らせをさせてください。横浜を拠点とする大洋建設株式会社が創立50周年を記念して行った「工事のための仮囲いデザインコンペ」において、淡野ゼミ学生、都志見龍二君が最優秀賞を受賞しました。また、その他各賞も同様に本ゼミ学生が軒並み受賞しました。優勝賞金20万円ということもあり、大いにモチベーションを高めつつ、最高の結果を収めることができました。本学科において、こうしたコンペや企画提案について、授業やゼミに留まらず、積極的に取り組んでいます。

20170524教員コラム
      コンペ最優秀作品         神奈川県民ホールにおける表彰式後の記念撮影

淡野 哲(共生デザイン学科)