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教員コラム

2016.06.09 - コミュニケーション学科  「人間共生学部発足にあたり」

2年半の準備を経て、人間環境学部現代コミュニケーション学科と人間環境デザイン学科が改組して、2016年4月より人間共生学部コミュニケーション学科と共生デザイン学科がスタートしました。この5月21日(土)には多くのご臨席を賜り記念式典が挙行されました(http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/main/news/2016052301.html)。そのなかで、1年生春学期の必修科目「人間共生論入門」の1回目で学生のみなさんにお話した内容を紹介しました。それは、この学部の名称である「共生」には、自然との共生(共棲)、多文化共生、コミュティにおける共生、企業が果たす共生、インクルーシヴな社会としての共生、宗教で問われる共生などの多様性・可能性を持つ概念が含まれており、「共生」という言葉が持つ豊かさを感じて欲しいということです。学部学生のみなさんには、この4年間の学びの中で、学生それぞれの共生を考えて欲しいと伝えました。4年生の就職活動で「人間共生」とは何かを聞かれたとき、それまでの学びの成果が問われます。今後も、学生一人ひとりが「共生」を意識して学び続けられる学部になるよう努めてまいりたいと思います。

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新井 信一(コミュニケーション学科)