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教員紹介

コミュニケーション学科折田 明子

職 名 教授
専門分野 情報社会学、経営情報学
最終学歴 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 後期博士課程 単位取得退学。 博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)
学部担当科目 ネット・コミュニケーション、人工知能と社会、ソーシャル・メディア、情報発信とメディアII(ネットメディア)、情報サービス分析、デジタル社会とマーケティング ほか
長期研究テーマ デジタル社会における技術と人間の関わり
長期研究テーマ
内容
デジタル社会における技術の発展と人間の行動の関係、特に、「人間が自分自身のアイデンティティをどのように扱うか」に関心を持っています。SNSで私達はなぜ名前を名乗り分けるのか。子ども〜若者は、デジタル空間でどのように人間関係を育んでいくのか。デジタル社会の消費行動で、私達は自分のデータをどう活用し、守っていけばいいのか。利用者が死んだ後、残されたSNSのデータはどう扱うべきなのか。また、人工知能(AI)によって、私達のコミュニケーションはどう変わるのか。こういったテーマについて、ゼミナールでは学生たちとともに実践的な研究をしたり、学内外の研究者と社会実装を含めた研究を進めたりしています。
短期研究テーマ 「ゆりかごから墓場まで」のデータの扱い
短期研究テーマ
内容

人間が生涯にわたって利用してきたサービスのデータは、死後どのように扱われるべきか、また残されたデータは、AIによる利活用を含めてどのような可能性と課題があるのか、といったことについて、科研費などを得て調査・研究を行っています。

ゼミの内容 デジタル社会におけるコミュニケーションについて学ぶ。
皆様へ
メッセージ
日々変わっていくデジタルコミュニケーションの環境において、リスクや危険性を理解した上で、安全かつ創造的な活動を広げていくにはどうしたらいいか。教育では、メディアの特徴や発信対象を意識した「情報発信」の設計や、新たな技術やサービスを理解し、その課題について考える「人工知能」や「情報サービス」に関する科目を担当しています。
受験生へ
メッセージ
SNSを通じたやりとりが日常的なことになり、人工知能(AI)によって文章や画像を生成することもできるようになってきました。ものすごい勢いでデジタル技術が発展する現代において、私達はどれだけ可能性を広げていくことができるのか。ぜひ一緒に考えましょう。
お問い合わせ oritako[at] kanto-gakuin.ac.jp
個人作成Web http://www.ako-lab.net/
主要業績
  • 1.Orita.A., “Chapter5. Retain of Delete? Intentions for Social Network Accounts After Death” Schott, G.R. Ed.The Art of Dying – 21st Century Depictions of Death and Dying,pp.89-114, Palgrave Macmillan 2023
  • 2.折田明子「遺されるデータとアイデンティティ」塚田有那・高橋ミレイ・HITE-Media編『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』pp.172-187, 株式会社ビーエヌエヌ,2021年10月
  • 3.折田明子・湯淺墾道:死後のデータを残すか消すか?:追悼とプライバシに関する一考察.情報処理学会論文誌(ジャーナル) Vol.61, No.4 pp.1023-1029,2020
  • 4.折田明子(2017) オンライン・オフラインにおける名乗りと「本名」〜戸籍姓・生来の姓・家族の姓. 情報社会学会誌 Vo.12 No.1 pp.63-72
  • 5. A.Orita, A.Yoshikawa and T.Terano: “Chapter 19 MANGA-Case Training for Global Service Science.“Global Perspectives on Service Science: Japan (S.K.Kwan et al (eds.)共著) Springer, pp.293-312,2017

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