2025年度 ゼミナールIV
コミュニケーション学科の「ゼミナールⅣ」は、4年次秋学期に開講されます。卒業前の最後のゼミナールです。私の担当するゼミナールのテーマはアメリカ研究で、アメリカを学際的に研究しています。例年ゼミナールⅣでは、卒論(ゼミ論)の執筆を主な課題としています。ゼミ生は、それぞれが選んだテーマで論文を執筆します。中間発表等はあるものの、教員による個別指導が主体となっています。今年度の4年生は何かゼミナールの仲間と一緒にできることもしたいと言い、キャンパスが位置する横浜関内でのアメリカ探しをすることにしました。まず、横浜の歴史、横浜市刊行物、American Center Japanの資料等を紐解き、「関内におけるアメリカリスト」を作成しました。そして、それらを実際に辿ってみようということになりました。


10月20日(月)に、昼休みと3時限のゼミナールの授業時間の2時間半に1回目の関内歩きを企画しました。まずは開講広場の日米和親条約締結の地のパネルを見ます。そしてすぐそばのアメリカ領事館跡地を探します。その後アメリカ山公園を目指します。この公園は、全国初の立体都市公園ということですが、ホームページには「明治初頭の米国公使館ゆかりの地であり、戦後は米軍の施設用地として利用されるなどアメリカと縁のある場所」と紹介されています。




さて、どのような発見をすることになるのでしょうか。実はこのコラムは、10月20日以前に書いています。そして10月以降もアメリカ探しの散策は続くことでしょう。残念ながら月曜日が休館日の横浜市開港記念館、横浜開港資料館には20日の来館は叶わず、今後の訪問候補となりそうです。ペリー提督の横浜上陸の資料を見ることを期待しています。
卒論(ゼミ論)は、学生が自ら課題を設定し、考察を行うこと、それを通じて論理的な思考力や課題の解決能力を養うという4年間の集大成の学修となります。執筆する過程での努力は、卒業後の大きな力になってくれるでしょう。
2024年度 コミュニケーション学科 ニューカッスル大学語学研修
今回で6回目となるニューカッスル大学(オーストラリア)での夏期語学研修を、8月31日(土)から9月8日(日)に実施しました。初回は2015年でしたが、コロナ禍の影響で中止となり、また昨年度リンカーン大学(ニュージーランド)に研修先を移したことで、5年ぶりの訪問となりました。参加者は、1年生3名、2年生3名、3年生3名の9名でした。日本の猛暑を逃れ、初春のオーストラリアでの研修は、天候に恵まれこの上なく快適なものでした。研修先のニューカッスル大学(The University of Newcastle)はシドニーから北170キロに位置し、郊外型ではオーストラリアで最大規模を誇る大学です。広大な自然をそのまま残すキャンパスでは、道に迷う学生がいるほどでした。下記は、研修の日程表です。

この研修が初めての海外という学生が多数いる研修でした。ホームステイ先でホストファミリーとコミュニケーションが取れるだろうか、自分は研修を通して成長することができるのだろうか等々、緊張した面持ちで不安感を抱いての出発でした。しかしながら駅まで迎えに来てくれたフレンドリーなホストファミリーや親切なニューカッスル大学の教職員のおかげで、その心配は杞憂に終わりました。授業はアクティビティ形式のものが多く、楽しみながら英語を学ぶことができました。ホストファミリーは、ファミリー間で連絡を取り合い、昼休みに全員を自然保護区に連れ出してくれたり、また最終日の授業終了後にはビーチでのバーベキューを企画してくれました。参加者の表情は、出発時とは全く違っていたことは言うまでもありません。学生たちは、皆第二の家族を持つことができたようです。ほとんどお互いを知らない9名でしたが、学年の壁を超えた良い友人を得たようです。
短期間ではありますが、参加したそれぞれがかけがえのない多くのことを得た研修旅行となりました。帰国後の報告書には、各自の異文化体験がたくさん書かれています。




2023 コミュニケーション・プロジェクト6 順調に進行中
人間共生学部の3年次春学期は、全学生がプロジェクト科目を履修します。コミュニケーション・プロジェクト6は、海外4大学での8~12週間の語学研修留学プログラムです。コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年度および2021年度は海外渡航が制限され、国内での学習あるいはオンラインによる留学となりました。2022年度はオーストラリア留学のみ再開することができました。今年2023年度は、待ちにまったフル体制での実施が可能となりました。
学生たちは、それぞれ自分の希望する留学先に向かいました。そこでは、英語の学習はもとより、海外で実際に「生活」することによって、異文化世界を自分の目で見て・体験して、異なる文化的背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて、相互理解の重要性、日本人としてのアイデンティティ等を認識する一助となっています。
以下、大学・国別に学生たちの留学状況をご紹介します。
サンウェイ大学(マレーシア)
新学期早々の4月2日に出発したのはこのグループです。コロナ禍は別として、アジア圏の中でマレーシアは物価が安く、親日的で治安も比較的良いので人気の留学先となっています。留学費用を安く抑えられることから、参加人数も一番多くなっています。大量の宿題や課題と格闘しつつ、学生たちから届くウィークリーレポートは、時にアジアの美食の国での食べ歩きガイドブックと化していました。

リンカーン大学(ニュージーランド)
この国の入国規制の緩和を待っていた学生は少なくありません。「ガーデンシティ」として知られている南島中部のクライストチャーチ郊外に位置するリンカーン大学は、比較的小規模ながらそれゆえにフレンドリーな雰囲気があり、その中で英語を学ぶことができました。ホストファミリーと過ごした週末やプロラグビーゲーム観戦、満天の星空で有名なテカポ湖散策はニュージーランドならではの体験となりました。

ニューカッスル大学(オーストラリア)
最後に出発したのがこのグループで、現在研修中です。逸早く入国規制を緩和したオーストラリアのこの大学には、ダブル・ディグリー・プログラムの学生たちが複数勉強しています。現地で合流しKGUの学生同士の交流を深めている様子はほほえましくもあります。グラフ説明のプレゼンテーション資料がウィークリーレポートとして送られてきましたが、しっかりと準備されたもので努力と成長の跡が十分にうかがえるものでした。

セントラル・コネチカット州立大学(アメリカ)
残念ながら、2023年度は希望者がいませんでした。
次年度は、より多くの学生が世界に向けて飛び立ってほしいものです。
2022年度 コミュニケーション・プロジェクト5&6報告
コミュニケーション・プロジェクト(以下CP)5&6は、英語圏の大学での語学研修プログラムです。CP5は4~5週間、CP6は8~10週間です。期間中は、現地の家庭にホームステイ、あるいは大学の寮に滞在します。英語の学習はもとより、海外で「生活する」ことによって、異文化世界を自分の目で見て、身体で感じる学びを得ることができます。
新型コロナウイルス感染症が報告されて以降、人の動きが制限されてきました。その結果、このプロジェクトは、2020年度は海外への渡航が禁止となり、学内での英語と海外文化の学修となりました。2021年度は海外大学のオンライン授業参加という形式を採用しました。今年度は渡航が可能となり、学生たちはオーストラリアのニューカッスル大学(The University of Newcastle)での研修に参加しました。
学生時代に留学を経験できないのではないかと不安に思っていた参加者にとって、この研修は貴重な体験となりました。授業の参加、クラブ活動を通した現地学生との交流、ホームステイ経験等、有意義な日々を過ごすことができました。オーストラリアの人たちの優しさに感動し、また日本の魅力を再確認しました。全員が優秀な成績を収めて帰国したこともお伝えしておきます。彼らのメール、報告書の抜粋と写真を用いて、その様子をご紹介します。(原文のまま)
〈ホストファミリーのこと〉
ホームステイ二日目、ホストマザーのチェリルと友人のHが私の誕生日を祝ってくれました。チェリルがオーストラリアの有名なデザート・パブロバを作ってくれて、美味しく食べました。(写真参照)チェリルの友人みんなが、誕生日おめでとうと声をかけてくれて、とても優しい人達とホストマザーに恵まれました。これからのオーストラリア留学も充実したものにしていきたいです。
〈大学での授業〉
オーストラリアでの五週間の語学研修を終えて、語学力の向上と精神面の成長ができたと思います。まず、語学力向上に関して、私が今回この語学研修に参加した一番の目的は語学力の向上をはかるためでした。Intermediateというクラスに入り、thatや比較級、最上級の使い方、プレゼンテーション、ディスカッション、グラフを読み取り文章を書く練習などをしました。
〈将来について〉
将来、自分はホテル業に就きたいと思っています。この留学で、海外の方とのコミュニケーションや文化について知ることができた経験をその職業での面接や、就職してからも活かすことをできるように、これからも忘れず勉強も続けていきたいと思います。
〈留学を終えて〉
『留学どうだった?』と聞かれると、とにかく新しい経験ばかりで密度の濃すぎる三ヶ月だったと言えるでしょう。私にとって家族のもとを離れて生活するのは初めてのことでした。そして友人も誰一人いない土地で、言葉も満足に通じない生活に私はとても緊張しました。しかし、留学を終えた今、勇気を出して留学に行って沢山の経験を得られ、自分自身とても成長したと感じています。(途中略)
私はオーストラリアに留学することで英語の能力と学習意欲も向上しました。そして、国や文化が異なる人々と触れ合うことでき客観的に日本という国の文化を感じる事ができました。他にも異国の地で友人と呼べる人ができ、日本ではできない経験を得る事ができました。特に、オーストラリアには様々な人種、民族、宗教の人が住んでおり、人種差別や宗教についても身近に学べると思いました。今回の留学は3ヶ月の間だけでしたが、もっと長期間オーストラリアで勉強したいと感じました。



2021年度 4年ゼミ コロナ禍での国際交流活動実施
黒﨑ゼミナールのテーマは、「アメリカ研究」です。内容は、文学、歴史、社会、政治、経済などの多角的・学際的研究を通じて、アメリカ合衆国の総合的理解を深めるというものです。ゼミに所属する学生は、アメリカに興味があるということだけではなく、世界に目が向いています。例年多くの学生が、学科そして国際センター主催の海外研修に参加しています。ゼミ研修でもしばしば海外を目的地としています。また、ダブル・ディグリー・プログラムに参加している学生もいます。
2020年3月以降、彼らの海外渡航は制限されてしまいました。新型コロナウイルスによる感染症が世界的に拡大したことが原因です。学生でいる間に海外経験をしたいという願望は、ほぼ実現不可能となりました。多くの4年生にとって、この一年が学生でいられる最後の年です。
このような環境下でも、彼らはみんなで話し合い海外学生とのオンライン交流会を企画しました。交流の相手は、本学協定校であるニューカッスル大学(オーストラリア)のJapanese-English Clubの学生です。この大学とのダブル・ディグリー・プログラムに参加している本ゼミ生が仲介役を務めてくれました。
まず、夏期休暇中に、日本文化を紹介する動画作成をすることにしました。学生は神奈川県内の移動しか許可されておらず、鎌倉や江ノ島に撮影に行くことにしました。ところが、それさえも不可能となってしまい、やむを得ず写真を利用したパワーポイントを作ることにしました。クイズも交えたパワーポイントを作成し、英文原稿を書き、読み上げ等のプレゼンテーションの練習をして本番の10月19日に臨みました。
オンライン授業期間でありましたが、大学から許可を得て教室に集まり、めいっぱい緊張してプレゼンをしました。Japanese-English Clubも彼らの大学があるニューカッスルの街を動画と写真を使って案内してくれました。その後少人数のグループに分かれてディスカッションをしました。内容は主にお互いのプレゼンに関してで、特に食が話題になっていました。フリートークがどれほどできるか教員としては不安がありましたが、心配をよそに驚くほどの盛り上がりを見せ、予定時間を超過するほどの盛況でした。就職活動に追われて暗い表情をしていた学生が、楽しそうに英語で話している姿を見せてくれたのが印象的でした。オーストラリアの学生も楽しんでくれたようです。
オーストラリアは極めて親日的な国で、多くの高校で日本語の授業が開講されています。
ニューカッスル大学にも日本語専攻があり、Japanese-English Clubの学生の何人かは日本語専攻学生で、日本での留学経験があります。ディスカッションは英語と数名のオーストラリア学生が話す日本語の混合で行われました。
小さな国際交流ではありましたが、自分たちで考え、協力し、実行したこの企画は4年ゼミ生の学生時代の良き思い出の一つとして心に残ることを疑いません。




コロナ禍のダブル・ディグリー・プログラム
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2019年に最初に確認され、2020年の初頭から世界中に拡大し、現在までその勢いは収まっていない。その影響は地球規模で、健康面のみならず社会的・政治的・経済的混乱を巻き起こしている。本学科のグローバル関連の取り組みも深刻な打撃を受けている。
毎年実施しているオーストラリアや台湾での短期研修は中止となった。英語圏・中国語圏への留学を目的としたプロジェクト科目を履修した学生は、目下国内待機中である。待機中といっても、この感染症が収束もしくは有効なワクチンが開発されなければ実施は難しい。社会に出る前に海外留学を体験しておきたいという彼らは、不安と不満を募らせている。
本学科には、2020年度に1期生を送り出そうとしていた、学科の特色となるダブル・ディグリー・プログラムがある。このプログラムは、本学科の学生が海外の大学に留学し、双方の卒業要件を満たすことで、2つの大学の学位を卒業と同時に取得できるというものである。留学先はオーストラリアのニューカッスル大学、もしくはアメリカのセントラル・コネチカット州立大学。現在3名の学生がニューカッスル大学でのダブル・ディグリー・プログラムに取り組んでいる。
本来ならば、この春から渡豪し、大学のランゲージ・センターでの英語学習を経て、学位の取得を目指すところだが、コロナ禍により渡航が制限されてしまった。
それと同時に同センターがオンライン学習の提供を開始した。日本国内でのオンラインの授業で、どれほどのことが期待できるのかという懸念があったが、迷っている時間は無く、そのシステムに乗ることにした。ところが教員の心配をよそに、学生の英語力は確実に伸びている。
もちろんこれでよいわけではない。学生を一日も早く現地に向けて飛び立たせてあげたい。英語力の向上のみならず、現地で「生活」した者にしか味わうことができない感覚を経験させてあげたいと心底思う。コロナの収束、あるいは有効なワクチンの開発を心から待ち望んでいる。
以下に、ニューカッスル大学のホームページに掲載された本学科の学生の文章(StudentTestimonials)をご紹介し、締めくくりたいと思う。
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私は今年の4月からオーストラリアのニューカッスル大学に留学する予定でした。しかしながら、新型コロナウイルスの影響で渡豪が叶わず、日本の自宅でオンライン授業を受けることになりました。最初は、先生が言っていることをあまり理解することができなく、さらに同じクラスに日本人もおらず不安もありました。けれども、中国やサウジアラビアのクラスメイトと一緒に授業を受け続けていく中で自分の英語力も上がり、とても楽しく有意義にこの約3か月を過ごすことができました。
確かに、現地で一日中英語に触れることができるのは英語力の上達に一番の近道だと思います。しかし、現地に行けなくてもクラスメイトと授業以外に英語で会話するクラブ活動や昼休みにある体験プログラムを通じて英語に触れる機会はたくさんありました。そうした機会に積極的に参加することで英語力を伸ばすことは可能です。自分の言っていることが相手に伝わることはとても嬉しいことですし、自分への励みになります。日本にいて独学で勉強することももちろん英語力を向上させることができると思いますが、同じ目的で勉強する仲間と一緒に勉強した方が、将来的に英語を使った仕事をしたい人や英語圏で生活していきたい人には特にオンライン授業を受けるべきだと思います。
2019年度 夏期オーストラリア研修
今年で5回目となる「夏期オーストラリア10日間 豪州大学での英語研修と異文化体験」を、8月24日(土)から9月2日(月)に実施しました。参加者は、コミュニケーション学科学生9名。研修先はオーストラリアのシドニーから北170キロに位置する、ニューカッスル大学(The University of Newcastle)です。ユーカリ林にある広大な自然に作られたキャンパスは、郊外型の大学ではオーストラリアで最大規模を誇っています。初めての海外という学生もおり、入念な事前準備をして出発しました。下記は、日程表です。
【日程表】
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日 付 |
日 程 |
宿 泊 |
食 事 |
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1日目 |
8月 24日(土) |
〈夜〉羽田出発 |
機内泊 |
夕機内食 |
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2日目 |
8月 25日(日) |
〈朝〉シドニー到着 バスでニューカッスル大学へ移動 〈午後〉ホームステイ先へ |
ホームステイ |
朝機内食昼・夕 |
|
3日目 |
8月 26日(月) |
〈午前〉英語研修 〈午後〉異文化体験アクティビティ(1) ブラックバット自然保護区訪問、海辺散策 |
ホームステイ |
朝・昼・夕 |
|
4日目 |
8月 27日(火) |
〈午前〉英語研修 〈午後〉異文化体験アクティビティ(2) ヤムルーン・ブッシュタッカーツアー (自然散策・アボリジニ文化学習) |
ホームステイ |
朝・昼・夕 |
|
5日目 |
8月 28日(水) |
〈午前〉英語研修 〈午後〉自由時間 |
ホームステイ |
朝・昼・夕 |
|
6日目 |
8月 29日(木) |
異文化体験アクティビティ(3) ポートスティーブンスツアー (イルカウオッチング・サンドボード体験) |
ホームステイ |
朝・昼・夕 |
|
7日目 |
8月 30日(金) |
〈午前〉英語研修と修了証授与式 〈午後〉自由時間 |
ホームステイ |
朝・昼・夕 |
|
8日目 |
8月 31日(土) |
ホストファミリーと過ごす一日 |
ホームステイ |
朝・昼・夕 |
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9日目 |
9月 1日(日) |
〈朝〉シドニーへバスで移動、シドニー観光 〈夜〉シドニー出発 |
機内泊 |
朝 夕機内食 |
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10日目 |
9月 2日(月) |
羽田到着(早朝) |
|
朝機内食 |
午前中はキャンパス内の教室で英語の授業。笑顔がチャーミングなニラム先生が担当してくださいました。午後には、さまざまなアクティビティを体験しました。先住民の研究が行われているアボリジニ・センターでは、彼らのブッシュ(オーストラリアの森)の中での生活を知ることができました。ドルフィン・ウォッチングツアーでは、イルカやクジラを見ることができました。そしてハイライトは、ホームステイでした。皆第二の家族を持つことができたようです。
短期間の研修でしたが、参加したそれぞれが多くのことを得た旅でした。一人ずつ1分間のスピーチを行った帰国後の報告会では、各自のかけがえのない発見が披露されました。





コミュニケーション・プロジェクト5&6中間報告
2018年4月から、人間共生学部の「プロジェクト科目」がスタートしました。本学部の3年生は目下教室を出て、海外や地域のコミュニティーで主体的に課題解決に取り組んでいます。
このコラムでは、コミュニケーション・プロジェクト5および6の中間報告をさせていただきます。いずれも英語圏の大学での語学研修プログラムですが、プロジェクト5は4~6週間、プロジェクト6は8~10週間の語学研修です。期間中は、現地の家庭でホームステイ、あるいは学生寮に滞在します。英語の学習はもとより、海外で「生活する」ことで、異文化世界を自分の目で見て、体で感じる学びを得ることができます。異なる文化的背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて生まれる相互理解の大切さを認識すると同時に、母国である日本を見つめ直す機会となります。
さて、進捗状況は下記となります。
| プロジェクト5 | プロジェクト6 | |
| サンウエイ大学(マレーシア) 学生寮 | 4/1 ~ 4/29終了 | |
| リンカーン大学(ニュージーランド) ホームステイ | 4/22 ~ 5/21終了 | 4/22 ~ 6/17終了 |
| ニューカッスル大学(オーストラリア) ホームステイ | 4/28 ~ 6/3終了 | 4/28 ~ 7/8進行中 |
| セントラル・コネチカット州立大学(アメリカ) 学生寮 | 6/16 ~ 8/27進行中 |
サンウェイ大学:2018年度の初日に出発し、4月中に帰国しています。4つの大学の中では、唯一アジアに位置する大学です。学生たちは宿題の量が多くて悲鳴を上げていましたが、学生寮はプール付きのリゾートホテルのようでした。本学の学生のために、ランゲージセンター全教員で修了式を行ってくださいました。
リンカーン大学:先に出発したラグビー部の学生たちと合流する形となりました。出発当日の朝に、フライトがキャンセルになるというハプニングがありましたが、その後は授業もホームステイもとても順調でした。本場のラグビーの試合を観戦することもできたようです。
ニューカッスル大学:もっとも参加人数の多いプログラムです。大学の街ニューカッスルで、週末はシドニー散策等を楽しみながら、すっかりオージー(Aussie)の生活を満喫しています。プロジェクト6の学生は、最後のプレゼンテーションに向けて、現在猛勉強中です。学生たちのウィークリーレポートに、新しい単語が次から次へと入ってくるのを見るのは嬉しいことです。
セントラル・コネチカット州立大学:6月16日に成田を飛び立った最後のプログラムです。アメリカ留学には、学生ビザの申請、詳細なメディカルチェックがあり、準備に時間がかかりました。やっと到着したアメリカで、学生たちがどのような10週間を過ごすのかが楽しみです。
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コミュニケーション・プロジェクト5&6
いよいよ来年度から人間共生学部の「プロジェクト科目」が開設されます。同学部の3年生は、春学期に教室を出て、地域のコミュニティーや海外で主体的に課題解決に取り組むことになります。社会という現場を経験し、考える力や実践力を身につけてもらうことが、この科目の目的です。
コミュニケーション・プロジェクト5および6は、コミュニケーション学科が提供する海外留学のプログラムです。プロジェクト5は、英語圏の大学での4~6週間、プロジェクト6は8~10週間の語学研修です。期間中は、現地の家庭でホームステイ、あるいは大学の寮に滞在します。英語の学習はもとより、海外で「生活する」ことで、異文化世界を自分の目で見て、体で感じる学びを得ることができる体験です。異なる文化的背景を持つ人々とのコミュニケーションを通じて生まれる相互理解の大切さを認識すると同時に、母国である日本を見つめ直す機会となることでしょう。
研修先は、下記の4か国・4大学で、10の研修パターンを用意しました。
・オーストラリア ニューカッスル大学 ①5週間、②10週間
・アメリカ セントラル・コネチカット州立大学 ③6週間、④10週間
・ニュージーランド リンカーン大学 4週間(⑤英語のみ、⑥英語+ランドスケープ、⑦英語+ラグビー)、⑧8週間
・マレーシア サンウェイ大学 ⑨4週間、⑩10週間
いずれの大学も、英語教育の経験と実績、治安、環境等を考慮し選定された本学の協定校で、今回のプロジェクト開設に向けて2015年度から協議を重ねてきました。ニュージーランドのリンカーン大学は、その特徴から英語+ランドスケープ、英語+ラグビーの留学が可能です。なお、ニューカッスル大学とセントラル・コネチカット州立大学は、コミュニケーション学科のダブルディグリー・プログラム*の対象校となっています。
目下、本担当者は、このプロジェクトを選んだ学生の留学準備指導、研修先大学との詳細な調整、旅行代理店との打ち合わせに奔走しています。学生たちは期待と不安の中、英語学習、研修申込書等の英文書類作成、異文化の中で世界各国から集まってくる学生たちの一員となる心の準備に専念しているところです。このプログラムがグローバル社会を逞しく生きていくための「初めの一歩」になることを切に願っています。
*ダブルディグリー・プログラム:4年間でKGUと海外大学双方の学位が取得できるプログラムです。




24人の夏期オーストラリア英語研修と異文化体験
昨年に引き続き、今年もオーストラリアでの研修を実施することができました。南半球に位置するオーストラリアの季節は初春。日本の酷暑から逃れた快適な研修でした。日程は、前回の8日間より2日長い8月28日(日)~9月6日(火)の10日間。参加者は、現代コミュニケーション学科・コミュニケ―ション学科の1年生から4年生を含む24名です。
8月29日の早朝シドニー空港に到着し、一路研修先の国立ニューカッスル大学までバスで向かいました。同大学は、昨年本学が協定を結んだ、広大なキャンパスを有する自然あふれる総合大学です。学生たちは、午前中は12名ずつ2クラスに分かれての英語学習、午後はオーストラリアならではの様々なアクティビティーを体験しました。先住民アボリジニの文化に触れたり、オーストラリア特有の動物であるコアラやエミューと対面しました。ドルフィンウオッチングと砂丘でのサンドボーディングのエクスカ-ションにも参加しました。
ホームステイは研修のハイライトです。前年よりも2日間延長したのは、「学生とホストファミリーで過ごす時間がもっとほしい!」という昨年の参加者そしてホストファミリーのフィードバックによってのことです。初日にファミリーに引き取られて行く学生たちは、一様に不安そうです。ところがわずか数日の間にすっかり打ち解け、“ファミリー”になっています。登校してきた学生たちが、前の晩のことを楽しそうに語ってくれる話を聞くことは、引率者の楽しみでした。
オーストラリアでの最後の一泊は南半球を代表する国際都市シドニーで過ごし、帰路につきました。短い期間でしたが、異文化を直接に体験し、地球の反対側にもう一つの家族を得たことは、グローバル社会を生きる彼らの人生を間違いなく豊かにしてくれることでしょう。彼らの次のチャレンジに期待したいと思います。

授業風景 エミューとツーショット

4WDと砂丘と ホストファミリーと
黒﨑 真由美(コミュニケーション学科)