MENU

教員コラム

2010.01.07 - コミュニケーション学科  コミュニケーション学科 施 桂栄ゼミナール

<人間関係スキル・異文化理解>

このゼミでは現代社会におけるさまざまな事例を分析することにより、同文化または異文化をもつ人との関係性を円滑にするための知識やスキルを身につけていくことを目指しています。
たとえば、実際に起きた事件や、会社の上司・部下の関係や外国企業との間でよく見られるトラブルなどを取り上げ、そのような状況になったとき、どういった対応をすべきか分析し、その結果をグループ発表します。

(↑グループ ディスカッション) (↑発表)

グループワークをベースにしている理由は、「自ら考察する」「グループ内で議論をして意見をまとめる」「ほかのグループに結果を伝える」といった行程が必要になるため、思考力と実践力がより鍛えられるからです。
また、時にはグループごとにテーマを決め、取り上げたテーマを実演してもらうこともあります。それぞれが役割を演じることで、集団内での役割について考えていくのが目的です。
このような体験の積み重ねによって、社会人に必要不可欠な、実践的なコミュニケーション能力を養っていきます。

○ゼミ生の研究テーマの一部
・話し方・聞き方とKYとの関連性について
・コミュニケーションの仕方が職場の人間関係の形成に及ぼす影響
・第一印象の形成にかかわるコミュニケーションスキルの規定要因
・会社組織における上司の言動が職場の風土に及ぼす影響
・親友と友人の境界線(ボーダーライン)はどこで引かれるのか
・日本人の異文化に対するコミュニケーション能力
・日中文化における効果的なコミュニケーションスキル

(↑卒業パーティー後のゼミ卒業生の記念写真) (↑ゼミ生同士の親睦を兼ねた箱根合宿)

施 桂栄(コミュニケーション学科)