教員紹介

人間共生学部教員コラム vol.236

2018.03.25 共生デザイン学科 讃井 純一郎

グリーンカーテンのすすめ

 

2012年、震災の翌年から、我が家では毎年、夏の暑さ対策としてグリーンカーテンを作っています。もともとは少しでも省エネに貢献できればと始めたことですが、最近は、グリーンカーテンを育て、眺め、収穫したゴーヤを食するといった、グリーンカーテンそのものを楽しむことが主眼となってきています。

 

6月中旬 7月中旬 8月中旬

 

上の写真は、昨年の我が家のグリーンカーテンの成長記録です。植え付けは5月中旬の週末。
近所の園芸ショップでゴーヤの苗(接ぎ木版)、朝顔の苗、園芸用土、肥料、ネットを購入し、
植え付けはほぼ半日で完了。その後すくすくと成長し、1か月後の6月中旬には手すりの高さまで
成長しました(写真上左:6月中旬)。

 

ここから成長は一気に加速します。うっかりするとヒョロヒョロと一気に上に伸びてしまいますので、

摘心(脇芽を延ばすために、頃合いを見ては元気な芽の先端を摘む作業)が欠かせません。

また脇芽が増えてもそのまま放っておくと、やはり上に伸びるだけで、隙間だらけのカーテンになってしまいます。

そこですべての蔓を左右にジグザグに誘導していく作業が不可欠となります。

こう書くと、なんだか面倒に思われるかもしれませんが、毎朝5分、すがすがしい
空気の中での蔓を誘導する作業はゴーヤ君との語らいのようで、けっこう楽しいものです。

 

さらに1か月経った梅雨明けの頃には、立派なグリーンカーテンの出来上がりです(写真上中:7月中旬)。
この頃には、同時に植えた朝顔も毎朝花を咲かせてくれます(写真左下)。またゴーヤの実の
収穫も始まります(写真右下)。

 

ここからはもう放っておいても大丈夫。ゴーヤはどんどん成長し、
カーテンはさらに濃密なものになっていきます(写真上右:8月初旬)。温度測定こそしていませんが、
ベランダからの照り返し、また午後の西日を遮ることで、エアコンの効きは確実に高まります。
さらに時には、夕方、グリーンカーテン全体に水をかけた上で窓を開け放し、夕涼みを楽しんだり
もしています。

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グリーンカーテンの作り方は、インターネットを検索すれば、それこそ山ほど出てきます。
詳細はこれらHPにお任せするとして、ここでは6年間の経験から得た経験則をいくつか紹介したいと思います。

 

<樹種について>

やはり定番というだけあって、グリーンカーテンにはゴーヤが一番適しているように思います。
我が家でもキュウリやヘチマ、ミニメロン(ころたん)等を試してみましたが、葉が十分に茂ら
なかったり、うどんこ病が発生したりで、結局ゴーヤが一番との結論に。ただゴーヤだけでは飽きるし
寂しいので、最近はゴーヤ+朝顔の組み合わせに落ち着いたしだいです。

 

<土と肥料>

ゴーヤに限らず実を付ける植物は、良い土と大量の肥料を必要とすることに注意が必要です。
小さいプランターに3株も植え、肥料もあまり与えなかった最初の年は、葉も十分に茂らず、
実も小さなものしかできませんでした。その経験を活かし、翌年からは大型のプランターに
それぞれ2株しか植えず、しかも植える前に土づくりをした上で定期的に肥料を与えるように
したところ、葉も実もとても立派なものになりました。

 

<台風対策>

最後に台風対策です。たしか2014年、7月上旬に台風の直撃を受け、強風で葉は千切れ、茎も
折れるという被害を受けたことがあります。その後の成長でそこそこグリーンカーテンらしく
はなってくれましたが、とても残念な思いをしました。それ以降、我が家のネットは取り外し
可能とし、台風の際はベランダの床に退避させることで被害を免れています。ネット設置に
際しては、台風対策をお忘れなく。

 

皆さんも今年の夏に向けて、グリーンカーテン作りにチャレンジされてみてはいかがですか。楽しいですよ!

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