教員紹介

人間共生学部教員コラム vol.107

2012.10.04  金子 義幸

教養ゼミナールから

前回の私のこのコラムで、コミュニケーション学科に入学を予定している高校生に提出していただきました感想文について、印象をいくつか述べました。書かれていた内容からキーワードを選ぶと、「安心」「信頼」「楽しさ」でした。桜が満開の時に入学した1年生は、それからここまでどのように過ごしてきたのでしょうか。

 

 

春学期には新入生向けの授業で「教養ゼミナール」があります。この授業は、大学の勉学に早く慣れてもらうために行われる少人数の授業です。そのためすぐに気心が知れて、お互いに思うことを本音で話すことができます。入学当初は友達ができるのか、大学になじめるのかと心配していた人がほとんどでした。周りは知らない人ばかりですから、無理もありません。しかし、春学期が終わるにあたって、振り返ってもらいましたところ、この「教養ゼミナール」で友達ができ、やがてサークル、クラブ活動やアルバイトなど、人が集まる機会があって友達の輪がどんどん広がり、楽しく過ごせたそうです。全員が学生生活を順調にスタートできて、安心しました。
「教養ゼミナール」については、1年生にはそれが人間関係を築く場として新鮮に映っていたようです。つまり、ある目標に向かってがむしゃらにがんばる関係があるわけではなく、また、仕事仲間のような指示する・指示される関係というものでもなく、そこにはさまざまな意見をもつ人たちと、日々の悩みや考えを気軽に話し合える関係があります。入学前準備教育でのキーワード「安心、信頼、楽しさ」を、入学後に早くも実現しているのではないでしょうか。このキーワードは各自の理想像か価値観にもとづいた実践的な言葉だったことも確認できました。
「一日一日があっという間で、学校の休みの日が寂しく思える」という感想もありました。1年生の春学期は最も大切な時期かもしれません。その意味では「教養ゼミナール」はとても大きな意味をもつのではないでしょうか。安心と信頼と楽しさをベースにして、大きく成長することを期待しています。

 

 

 

 

金子 義幸(コミュニケーション学科)

  • 一覧に戻る
PAGE TOP
〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1 TEL:045(786)7002
Copyright(c)2015 Kanto Gakuin University All rights reserved.